【センバツ】今大会から採用のDH制「大谷ルール」とは? Q&A方式でおさらい

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<センバツ高校野球>◇19日◇1回戦◇甲子園

今大会からDH制が採用される。MLBやパ・リーグでも採用され、27年からセ・リーグで採用が決定した。そもそもDHとは何なのか-。公認野球規則「5・11 指名打者」をひもときながら、Q&A方式で見ていこう。

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Q 今大会から導入されるDH制とは

A 指名打者(DH=Designated Hitter)は、投手の代わりに打席に立つ打者をあらかじめ指定できる制度だ。試合前に提出するオーダー表に指名打者と打順を明記し、本部、相手チーム、審判委員に正確に申告する必要がある。申告を怠ると、その試合ではDHを使用できない。

Q DHは自由に交代できるのか

A 制限がある。試合開始時に指名されたDHは、少なくとも1度は打席を完了しなければ交代できない。いわゆる“当て馬”としての起用は認められていない。ただし、その先発投手が交代したときは、その必要はない。

Q 試合途中からDHを使うことはできるのか

A できない。DH制を採用するかどうかは試合開始前に決定し、メンバー表に記載する必要がある。一方で、最初から使わず、投手が打席に立つという選択も可能。

Q DHに代打や代走を出した場合はどうなるのか

A DHに代打や代走を送ることは可能であり、交代した選手がそのまま新たなDHとして役割を引き継ぐことになる。

Q DHが守備についた場合はどうなるのか

A DHが守備についた時点で、指名打者の役割は消滅する。この場合、投手はそれまで退いた野手の打順を引き継ぐ(あるいは交代手順によって調整する)ことになり、以降は通常の9人制に移行する。

Q DHが消滅する主な例は

A 【1】投手が他の守備についた場合【2】代打者または代走者が試合に出て、そのまま投手になった場合【3】投手が指名打者の代打者または代走者になった場合【4】指名打者が守備についた場合【5】他の守備位置についていたプレーヤーが投手になった場合

Q 投手が打撃や走者として出場することはできるか

A できる。ただし、DH制を採用している場合、投手は「指名打者に代わる形」でのみ代打や代走として出場できるが、これを行うとDH制が消滅する。

Q 「大谷ルール」とは

A 先発投手自身を指名打者として同時に出場させることを認めるルールで、投打二刀流の頂点を極める大谷翔平投手(31)の出現により生まれた。投手でもバッティングが得意な選手を生かし、二刀流選手の活躍が広がることが最大のメリットだが、その一方で降板後は再登板ができない。

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