【日本代表】21歳誕生日の塩貝健人が衝撃のひと言で報道陣爆笑誘う「あと10年ちょっと…」

スコットランド戦に向けて調整した日本代表FW塩貝健人(撮影・佐藤成)

【ダンバートン(英国)26日(日本時間27日)=佐藤成】日本代表がスコットランド戦(28日、ハムデンパーク)に向けてトレーニングを実施した。初招集のFW塩貝健人(ウォルフスブルク)は、21歳の誕生日を迎えた。

年を重ねた直後に重要な欧州2連戦が控える。抱負を問われると、「21歳になりたてで大事な試合があるので、それに向けていい準備をしている。しっかりこの2試合でアピールして、W杯の年なので頑張りたいです」。最後に「まぁもう若くないなと…」としみじみつぶやき報道陣を驚かせた。そして自分よりもはるかに「若くない」記者たちを見て「あ、すみません。すみません」と気遣って爆笑を誘った。

21歳。世間的には若者だが、勝負の世界で生きるアスリートにとってはそうでもないという感覚だという。

「サッカー選手の寿命を考えた時に、32~35くらい。あと10年ちょっとしかできないと思うと頑張らなきゃなと、やることやって頑張りたいなと思っています」

節目といわれる20歳はあっという間に過ぎ去った。合意直前で破談となったザルツブルク移籍にも言及しながら、激動の1年を振り返った。「いろんなことがあったなと思います。NECでまずザルツブルク移籍の話とか、そこからなくなって、冬また一個(移籍が)あって、ずっとこの1年は代表を意識してやってきたので、21歳になるタイミングでアンダーの代表ではなくこっちの代表にいられるのは幸せなことだと思うし、しっかりここで結果を残してやるしかない」と言い聞かせた。

ワールドカップ(W杯)北中米大会メンバー発表前、最後の活動で初招集された。ラストチャンスの場。3日目を消化し、確かな手応えを感じている。

「自分が積み重ねてきたことは間違いないというのは分かったというか。コミュニケーションを取りながらやれば僕のストロングを生かしてくれる選手はいっぱいいるので、僕よりうまい選手はいっぱいいるので。そのなかでも自分が一番点を取れるのは確かなので、そこでしっかりチームに貢献できるように頑張りたいです」

チームの戦術練習ではシャドーのポジションに入った。最も得意なのはFWだが、どんなポジションでも武器の得点力を生かせれば、出場機会は自ずと増える。「難しさはそんなに感じていないですけど、やっぱりプレッシャーはリーグとか以上にあると思うし、一つのプレーにみんな命懸けてくると思うので、そこで負けずにボールをキープしてゴールにつながるプレーをできたら」と力を込めた。