初めてCS逃したaRB・JUMPEIが苦悩を明かす/ROUND.14リポート

<D.LEAGUE 23-24SEASON ROUND.14>◇5月19日◇東京・東京ガーデンシアター

23-24レギュラーシーズンが終わった。最終順位が決まり、チャンピオンシップ(CS)連覇が懸かるKADOKAWA DREAMSと新規参入チームのDYM MESSENGERSがCS進出を決めた。一方で初代CS王者のavex ROYALBRATSが7位に終わり、初めて進出を逃した。FULLCAST RAISERZを相手にスイープを達成していれば、進出の可能性を残していたが、届かなかった。ラウンド後、6月9日のCSの組み合わせが発表され、シーズン優勝のCyberAgent Legitと2位に再浮上したDREAMSがシードされた。

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シーズン優勝の賞金200万円を手にしたCyberAgent Legit。CS初制覇を目指す ©D.LEAGUE 23-24

シーズン優勝の賞金200万円を手にしたCyberAgent Legit。CS初制覇を目指す ©D.LEAGUE 23-24

結果はわかっているけど…最終的な順位表をみつめるaRB・JUMPEI(右)

結果はわかっているけど…最終的な順位表をみつめるaRB・JUMPEI(右)

スイープが絶対条件

ケリー隆介がジャッジの結果を読み上げる。オーディエンスはレッド、ジャッジ1人目はブルー…。あっけないほど夢や希望は打ち砕かれた。スイープが絶対条件だった。aRBのメンバーが肩を落とす。結果的に4―2の勝利が告げられても、素直に喜べない。それでもJUMPEIにマイクが渡されるのは、リーダーの宿命だ。

「勝利はうれしいです。僕らの強みをストレートに表現しました。でも、僕たちのCSはここでなくなりました。悔しいです。苦しめられたシーズンでした。何かが足りないって模索したシーズンでした。今日は申し訳ありませんでした」

涙を必死でこらえた。真ん中で泣き崩れたメンバーが顔を上げられなかった。終盤、机から飛び降りる際、勢い余って、バランスを崩し、尻餅をついたように見えた。すぐに体制を整え、最後まで踊りきった。そんな微妙な場面があっても、勝利を手にするほどの力作だったが、スイープを逃せばいろんなことが胸を去来する。

わずかな望みをかかて「ストレート」にaRBのすべてを託した ©D.LEAGUE 23-24

わずかな望みをかかて「ストレート」にaRBのすべてを託した ©D.LEAGUE 23-24

ジャケットプレーがさえ渡った

ジャケットプレーがさえ渡った

採点競技の難しさ

JUMPEIの苦しみの正体は、採点競技の難しさだった。

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