藤井竜王 指導対局で敗北し「的確に攻められた」 紅葉の姫路・円教寺を見学

[ 2025年11月28日 17:40 ]

書写山円教寺を訪れ、大樹玄承住職に揮毫(きごう)「雲外蒼天」を贈る藤井聡太竜王
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 藤井聡太竜王(23)=王将など6冠=が28日、兵庫県姫路市の書写山円教寺を訪れ、映画「ラストサムライ」、将棋を題材にした映画では「3月のライオン」のロケ地を見学した。3月のライオンでは実際に対局の撮影が行われた三之堂に将棋盤を置き、大樹玄承住職と対局さながらに向き合った。

 「実際の対局はこういう場所で指すことがない。特別に盤も置いてもらって楽しめた」

 970年に創建され、国指定重要文化財の摩尼殿などが立ち並ぶ寺の歴史について大樹住職から説明を受けた。第38期竜王戦7番勝負で挑戦者の佐々木勇気八段(31)を4連勝で退け、5連覇。史上最年少の永世竜王、永世王位と永世棋聖に続く3つ目の永世称号資格を獲得した。その第5局前夜祭が予定された前日27日、代わって祝賀会が姫路市内のホテルで行われた。

 7番勝負が決着したのは第4局2日目の13日。以来半月あまりが経つが、パワースポットを訪れたことで心身のリフレッシュにもつながったのだろうか。ちょうど紅葉の最盛期。「山からの眺めも素晴らしい。見下ろすと姫路の市街地、播磨灘も臨めた」と振り返った。

 この日朝にはJR姫路駅で1日駅長を務め、特急はまかぜの発車を合図した。構内放送も担当。そして午後には姫路市立城陽小学校を訪れ、指導対局も行った。飛車角に銀桂香をあらかじめ落とす8枚落ちで敗れた男の子には「棒銀で的確に攻められた」と苦笑い。6冠からの勝利に男の子は「“うまく指せていた”と言ってもらえた。思いがけないことでした」と笑顔を見せた。

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