山里亮太 辺野古沖の転覆事故、武石知華さんの遺族の思いは「誰かを糾弾したいとかじゃなくて」

[ 2026年9月16日 11:12 ]

南海キャンディーズ・山里亮太

 お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太(48)が16日、MCを務める日本テレビ「DayDay.」(月~金曜前9・00)に出演。発生から半年となった沖縄県名護市辺野古沖の転覆事故について言及した。

 転覆事故を巡っては、第11管区海上保安本部(那覇)が、業務上過失致死傷などの疑いで捜査を進める。事故発生を予測し、回避することはできなかったのか。運航団体の指揮命令系統に加え、高校側が危険を認識して適切な対策を取っていたかが焦点で、11管が実態解明を急ぐ。

 今年3月16日に発生した転覆事故では、同志社国際高(京都)の武石知華さん=当時(17)=と、船長=同(71)=が死亡した。武石さんの遺族は7月、高校や運航団体「ヘリ基地反対協議会」の計11人に対する告訴状を提出。11管は高校や団体の関係先を家宅捜索した。過失を問うには、予見可能性や結果回避可能性があったことの立証が必要。船長が死亡しており、押収資料の分析や関係者の証言が鍵となる。

 運航団体は2隻とも海上運送法に基づく事業登録がされておらず、運航管理者と安全統括管理者についても届け出がなかった。出航基準は明文化せず、船長が風速を目安に判断する運用だった。高校を調査した第三者委員会の報告書は、過去に乗船した生徒の感想を記載。「ボートは思ったより小さく、不安になった」などと記されていた。高校が、事前調査や下見をしていなかったことについても指摘した。

 これまで転覆事故について、たびたび報じてきた番組では今回、山里が武石さんの遺族の現在の思いなどを聞き、放送した。山里は「本当にいろいろ思い出すのがつらいこととかもすべてお話ししてくださって、その中で感じたのは、本当にご家族としては全容の解明、でもそれは誰かを糾弾したいとかじゃなくて、もう2度とこんな思いをする人たちに出てほしくない、こういうことが起きないようにしてほしい。そのための、ということで一生懸命に発信してらっしゃって」と話した。

 そして、「なので学校をはじめ船の運営などをする関係者の方々、捜査の協力を誠意をもって、その中にはひょっとしたらこういうことを今言うことによって不利が生じるとか、そういうことがあって言えませんとかっていうのはあると思うんですけれども、果たしてそういう問題なのかなと。このことに関して、何をしようとしているのか、ご家族は。それを考えた時に今言えませんじゃなくて、どうやったらこの思いに対して自分たちも協力することができるか、それを考えて対応をとっていただきたいなと思います」と訴えた。

 また、「いろいろ話しながら思い出もあるし、涙で声が出ない時もあるんですけど、その時はご家族が肩を寄せ合って背中をさすってあげたりとかして、それで一生懸命に振り絞るようにいろんな思いを語ってくれました」と振り返り、「本当にそういった思いを、われわれも、そのうえでできることはなんなのか、しっかりとこの問題に対して向き合っていきたいと思います。本当に今回は貴重な機会をありがとうございました」と話した。

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