【王位戦】伊藤匠2冠 未完の歩成 藤井聡太王位に先勝で迎えた第2局

[ 2026年7月16日 21:24 ]

王位戦第2局に敗れた伊藤匠2冠
Photo By スポニチ

 藤井聡太王位(23)=王将など6冠=に伊藤匠2冠(23)=叡王、王座=が挑む第67期王位戦7番勝負第2局は16日、神戸市の中の坊瑞苑で2日目が指し継がれ、100手で後手・藤井が勝利した。対戦成績を1勝1敗のタイへ戻した。

 「歩を突いたのが生きない展開になった。かなり差がついてしまった」

 敗れた伊藤が1筋の突破を目指し、次は歩成まで進めた73手目を悔いた。藤井は歩成を阻止すべく歩を受けることはせず、攻めを選択。成り込んだ馬を横へ一つ寄って飛車獲りとした。

 斜め四方に無尽の射程がある馬を横へ寄るとは思いつきにくい。46分の考慮で指された一手に伊藤が今局最長1時間31分を投入。「見落としていて差がついた」。最下段まで飛車を退避させたことで右香への利きが外れ、藤井馬に確保された。結局、伊藤が悔いた73手目の端歩突きは100手での終局図でも歩成を果たすことなく、盤上に残った。

 「本局は攻め合いの将棋にできなかった。良い内容の将棋をお見せできるように準備したい」

 飛先の歩以外で初めて駒がぶつかった26手目から、初めて王手がかかった78手目まで約50手続いたねじり合い。熱戦に満足せず、伊藤は前を向いた。

続きを表示

「藤井聡太」特集記事

「美脚」特集記事

芸能の2026年7月16日のニュース