【無料会員記事】柳川大晟の圧倒的な球威…全盛時のソフトに近づく日本ハムの戦力層

2019年まで中日2軍バッテリーコーチとして若手を育成してきた田村藤夫氏(65)が、ファームで目にとまった選手や期待の若手選手の現状をチェックする「田村藤夫のファームリポート」。

今回は日本ハム柳川大晟投手(21=九州国際大付)です。

プロ野球

◆柳川大晟(やながわ・たいせい)2003年(平15)8月21日、大分県生まれ。小学2年から野球を始め、中学時代は日出ボーイズ所属。九州国際大付では甲子園出場なし。2年時に152キロをマーク。21年育成ドラフト3位で日本ハム入団。23年に2軍で13試合登板し1勝0敗、防御率1・72を残し、24年5月10日に支配下選手登録。同年は21試合in投げ、1勝3敗、8セーブ、1ホールド、防御率4・09。191センチ、93キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸1600万円。


◆田村藤夫(たむら・ふじお)1959年(昭34)10月24日、千葉・習志野出身。関東第一から77年のドラフト6位で日本ハム入団。93年に初のベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞。93年オフ、巨人長嶋監督からFA移籍でのラブコールを受けたが、日本ハムに残留。96年オフには、ダイエー(現ソフトバンク)王監督から直接電話を受け、移籍を決断した。07年からは、中日の落合監督に請われ入閣。捕手としてONと落合氏から高く評価されたが、本人は「自分から人に話すことではない」とのスタンスをかたくなに守る。42年間のプロ野球生活を経て解説者に。通算1552試合出場、1123安打、110本塁打。@tamu2272

【連載205】<ファームリポート:イースタンリーグ・日本ハム5-3DeNA>◇2025年3月30日◇鎌ケ谷

■21年の育成3位で入団し、昨年支配下登録を勝ち取った大型右腕

日本ハムの快進撃が現実味を帯びる中、ファームでも若く、スケールの大きな投手が躍動している。

21年の育成3位で入団し、昨年支配下登録を勝ち取った大型右腕・柳川に大きな可能性を感じた。

いずれ、シーズン中の大切な時期に、1軍に昇格してチームの苦境を救う、そういうポテンシャルを感じさせるピッチングだった。


この日のイースタンの試合を見る段階では、1軍は西武相手に連勝スタートしていた。最高の開幕ダッシュを見せたチームにあって、ファームもまた充実していると感じさせる中身があった。

私が注目したのは6番手で登板した柳川だった。

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1959年(昭34)10月24日、千葉・習志野出身。
関東第一から77年のドラフト6位で日本ハム入団。93年に初のベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞。
93年オフ、巨人長嶋監督からFA移籍でのラブコールを受け(日本ハムに残留)、96年オフには、当時の王監督(現会長)から直接電話でダイエー(現ソフトバンク)移籍を決断。07年から中日落合監督に請われて入閣した。
ONと落合氏から高く評価された捕手だが、田村氏はそうした経緯について「自分から人に話すことではない」というスタンスをかたくなに守る。42年間のプロ野球生活を経て解説者に。プロ通算1552試合出場、1123安打、110本塁打。