菊水丸店主 珍宝堂デラックス

河内家菊水丸 蓮池薫さんと念願の対面 アントニオ猪木さんとの訪朝について聞きました

[ 2026年5月30日 17:45 ]

写真(1)
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 北朝鮮による拉致被害者・蓮池薫さんの人権講演会が、私が住まいする京都南部エリアの文化パルク城陽ふれあいホールで開催され、蓮池さんとお目にかかり、著書「半島へ、ふたたび」(新潮社)にサインを記して頂きました【写真(1)、(2)】。

 私は、1990年にアントニオ猪木さんから依頼を受けて、湾岸戦争開戦45日前のイラク・バグダッドでの「平和の祭典」で河内音頭を口演。1995年4月26日~5月1日、その第2弾として猪木さんの恩師・力道山の祖国北朝鮮で「平和のための平壌国際スポーツ・文化祭典」にて河内音頭「南北統一音頭」を歌って欲しいとの要請があり、断る理由もなく、即断即決。訪朝が決まってからは、大阪・鶴橋で焼肉を食べていると、在日の方から「平壌へ行ってくれるんやね!ありがとう!!」と声をかけられましたが、国交の無い北朝鮮の情報があまりにも少ないことに戸惑いを感じていたことは事実です。

 もちろん、拉致問題のことも知りませんでした。ただ、出発の数日前に朝日放送の石高健次さんから電話を頂いたのです。石高さんは、明治時代に流行して、戦後に滅んでしまった新聞詠み河内音頭を復活させて「グリコ森永事件」を取り上げていた私を評価して、ご自身がディレクターを務めるニュースワイド番組に推薦して下さったり、お食事をご馳走してくれはる優しいお兄さんのような方でした。それが、とても厳しい口調で「ビデオテープを送るから見るように」と告げるや電話が切れたのです。

 約10日間の滞在中は、19万人のメーデースタジアムで河内音頭を御披露しました【写真(3)~(7)】。今回、蓮池さんとお会いして聞たかったのは「平壌国際スポーツ・文化祭典」の当日、観客席におられたのかどうか。

 質問には「テレビ(国営放送中継)で見ていました」と仰り、リングに立つ猪木さんを見て「懐かしかった」とのこと。されど、小泉純一郎首相の日朝首脳会談を契機に電撃帰国が決まるのには、まだ7年も待たねばなりません。24年もの永きに渡る北朝鮮での生活を余儀なくされたことを思うと、他に聞きたいことがありましたが、胸が締め付けられて、早々に面会を切り上げた次第です。

 石高さんから届いたのは、VHSテープ「報道スペシャル 闇の波濤から~北朝鮮発・対南工作~朝日放送制作 1995年5月28日放送」【写真(8)】。この番組で拉致の実行犯から証言を引き出して、拉致問題が大きく動く。蓮池さんも講演の中で触れておられました。

 高市早苗首相には、とにかく拉致問題解決に動いて頂きたい。水面下での交渉が進んでいることを願わずにはいられません。(河内家菊水丸)

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