来春センバツの重要参考資料となる秋季東海地区高校野球大会が、今日30日に愛知県で開幕する。3年ぶり出場の静岡高(静岡3位)は29日、現地入り。本番の会場となる岡崎市民球場で最終調整に励んだ。腰痛を抱える山岸廉尊(れんそん)主将(2年)の欠場が濃厚となる中、代役の藤田駿斗(はやと)内野手(1年)が窮地を救う活躍を誓った。
自然と気合が入った。主将に代わって「2番三塁」での公式戦デビューが有力となった。山岸から助言を受けながら入念に守備を確認。1時間の練習を終えると、「山岸さんの気持ちも背負って、思い切ってやりたい」と力を込めた。
24日に行われた東海大相模(神奈川)との練習試合で、左翼に高校通算1号本塁打をマーク。この日、愛知入り前に掛川球場で行った練習でも同位置へ柵越えを放った。池田新之介監督(44)も「ヘッドが利いて強く振れる。力負けもしないし、楽しみ」と好調の1年生に期待を寄せた。
30日の1回戦では、大垣日大(岐阜2位)と対戦(午後0時30分)。「試合に出るチャンスをもらえた。アピールしたい」と藤田。主将不在の穴を埋め、まずは優勝した2017年以来の初戦突破に貢献する。【前田和哉】
◆藤田駿斗(ふじた・はやと)2005年(平17)11月6日、浜松市生まれ。中瀬小4年時に浜松南リトルで野球を始める。浜北北部中時代は浜松南リトルシニアでプレーした。右投げ右打ち。170センチ、70キロ。家族は両親、兄、姉2人。血液型B。

