英明(香川)は東北(宮城)の追い上げを振り切り8強に進出した。
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春夏通じて初の甲子園ベスト8に導いた立役者は、松本倫史朗投手(3年)だった。昨秋は二塁手と兼務しながら、公式戦3試合に登板して防御率1・93。安定感のある制球力が大一番で光った。変化球を軸に凡打の山を築き、3回と4回には1度ずつ得意のけん制でアウトに取ってピンチをしのぐ。打線の6点の援護を受け快調に飛ばし、9回107球を投げ3失点で準々決勝進出に導いた。
登板を伝えられたのは試合の前夜だったが、心も体も準備はできていた。「しっかり外に投げ切って凡打やフライを打ち取ることができた。しっかり投げ切れて良かった」と振り返る松本倫に、香川純平監督(40)は「テンポよくストライク先行でどんどん打者に攻め、9回通してずっとそれを続けてくれた」とたたえた。冬場からずっと目標にしてきた8強に残り、さらなる高みを見据え準々決勝・大阪桐蔭戦に挑む。

