マンゲキの先輩ツートライブに続け 漫才魂…熱き〝火玉〟抱えたマーメイド駆け上がる

賞レースでは少しずつ実績を積み上げてきた。あとは念願の「優勝」を勝ち取るだけ。マーメイド(テクニック。=32、田村境祐=26)は大阪・よしもと漫才劇場(マンゲキ)の所属芸人でも、新人賞にはもっとも近い存在ではないか。スマートな印象の田村と、何を考えているのか分からないテクニック。の対照的なキャラクターも絶妙な魅力をかもしだす。

お笑い

賞レース優勝まであと1歩。マーメイドの田村境祐(左)とテクニック。(撮影・三宅敏)

賞レース優勝まであと1歩。マーメイドの田村境祐(左)とテクニック。(撮影・三宅敏)

イケメン26歳田村 怪しい32歳テクニック。
見た目もメリハリ効いた絶妙バランス魅力

◆マーメイド2021年4月、コンビ結成。

田村境祐(たむら・きょうすけ)1998年11月26日生まれ、静岡県湖西市出身。NSC(吉本総合芸能学院)42期。趣味は古着屋巡り、喫茶店巡り、バスケットボール。身長178センチ。

テクニック。92年7月23日、堺市(大阪府)出身。NSC42期。趣味はサーフィン、バイク、ギャンブル、未解決事件を追う。身長173センチ。

昨年のM―1グランプリでは初の準々決勝進出。

7月5日、大阪・よしもと漫才劇場で「マーメイド単独ライブ 第一審」(午後9時開演)を行う。

テクニック。3月ytv漫才新人賞決定戦
結石の激痛…座薬3本で押さえ込み勝負も

3月2日。大阪・読売テレビでは「ytv漫才新人賞決定戦」が行われていた。若手漫才師が腕を競う登龍門。マーメイドも、その場にいた。

ただ、他のコンビと事情が違っていたのは、テクニック。が猛烈な痛みに耐えながらマイクの前に立っていたこと。持病でもある尿管結石。本番前には座薬を入れたが、その痛みは我慢の限界を超えていた。

テクニック。座薬は1日2本まで、間隔は12時間あけて打つように病院には言われてました。でも、あのときは負けられない闘いなので、すでに3本打って舞台に立ちました。

田村ネタ中はアドレナリンと座薬が効いていたのか、なんとか乗り切りました。痛くて仕方ないというテクニック。の裏事情は、観客の皆さんには見えなかったはずです。でも、ネタを終えた後は汗が止まらず、へたりこんでしまいました。

マーメイドのテクニック。(撮影・三宅敏)

マーメイドのテクニック。(撮影・三宅敏)

20歳から尿管結石繰り返し、摘出の石後輩へ

大のおとなでも、その痛みには悲鳴をあげるという尿管結石。大事な賞レースの決勝を前に再発してしまった。

テクニック。痛みはおなか、背中、横腹に来るんです。例えるならナイフで刺された後、さらにグリグリされるような感じです。痛さのあまり気を失うこともありました。

田村痛む前には前兆があるみたいですね。ふと気づくと動けずにうずくまっていることもありました。

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エンタメ

三宅敏Satoshi Miyake

Osaka

大阪市生まれ。1981年に日刊スポーツ入社。
主に芸能ニュース、社会ニュースの記者・デスクを務める。
2011年に早期退職制度で退社。その後は遊んで暮らしていたが、2022年から記者として復帰。吉本のお笑い芸人などを取材している。
好きなものは猫、サッカー、麻雀、ゴルフ。身長171センチ。