26年5月座長就任3年 吉本新喜劇けん引、総選挙はV3 殺陣にこだわるワケ/アキ

アキ(56)が吉本新喜劇の座長に就任して、3年が経過した。ホームグラウンドの大阪・なんばグランド花月(NGK)で笑いを取る一方、自分ならではの活動にも力を入れる。時代劇「時が来た」は、吉本興業以外の役者も多数参加する舞台公演だが、アキは「僕にとって必然のもの」と強くこだわる。その背景にあるのは、10代の頃の経験だった。【取材・撮影=三宅敏】

お笑い



舞台公演「時が来た」を控えるアキ(撮影・三宅敏)

舞台公演「時が来た」を控えるアキ(撮影・三宅敏)


東映京都撮影所でスタントマン務め
92年2月にケンと水玉れっぷう隊!


◆アキ1969年(昭44)8月22日生まれ、大阪府岸和田市出身。東映京都撮影所でスタントマンを務めた後、92年2月にケンと水玉れっぷう隊を結成。心斎橋筋2丁目劇場などで活動する。01年、東京に拠点を移し、ルミネtheよしもとなどで新喜劇に出演。14年、大阪に戻り、新喜劇の座員に。23年5月に座長就任。吉本新喜劇座員総選挙では3年連続トップ。趣味は野球、空手、ダンスなど。身長174センチ。

吉本新喜劇アキプロジェクト公演「時が来た」は1月23~26日、大阪・近鉄アート館で。



アキのプロジェクト舞台「時が来た」
1月23~26日 近鉄アート館 幕末青春劇


吉本新喜劇アキプロジェクト公演「時が来た」が1月23~26日、大阪・近鉄アート館で行われる。土佐を舞台に、若きサムライたちが繰り広げる幕末青春グラフィティー。昨年3月に同所で上演された芝居の再演だ。アキのほか、西川忠志、ケン、伊賀健二、太田芳伸、佐藤太一郎ら吉本新喜劇の面々に加え、えりすぐりの役者が出演する。演出はドヰタイジ。


アキ昨年の公演は、直前まで悩み抜いていたんですよ。自分の本音としては、笑いをゼロにして、とことんシリアスな芝居にしたい。でも、見に来てくれるお客さんは新喜劇ファンもおられるでしょうし、芝居を邪魔しない範囲で、10のうち1か2は笑いの要素を入れようかと決めたんです。ところが幕が上がって、1度スイッチが入るとダメですね。笑いが3にも4にもなってしまうんです。その分、上演時間が延びてしまって調整が大変でした(笑い)。


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エンタメ

三宅敏Satoshi Miyake

Osaka

大阪市生まれ。1981年に日刊スポーツ入社。
主に芸能ニュース、社会ニュースの記者・デスクを務める。
2011年に早期退職制度で退社。その後は遊んで暮らしていたが、2022年から記者として復帰。吉本のお笑い芸人などを取材している。
好きなものは猫、サッカー、麻雀、ゴルフ。身長171センチ。