元〝少年漫才師〟もうじき40歳 講談師「旭堂南洋」名乗り再出発 新たな船出への思い

少年漫才コンビ「りあるキッズ」は、天才とうたわれた。しかし、大人になってから安田善紀(39)は苦労を味わった。コンビ解散。そして故郷に戻ってゼロからの再出発。40歳の節目を前に、講談師・旭堂南洋として新たなスタートを切った。

お笑い



11歳で長田融季と「りあるキッズ」結成
M-1史上唯一 10代ファイナリスト


◆安田善紀(やすだ・よしのり)1985年(昭60)9月20日生まれ、奈良県橿原市出身。96年、11歳で長田融季と「りあるキッズ」結成。漫才師として「M-1グランプリ2003」決勝に進出。M-1史で唯一となる10代ファイナリストとなる。劇場、ドラマ出演などを経て14年、コンビ解散。23年、地元に戻り、奈良県住みます芸人として活動を始める。25年8月、講談師「旭堂南洋」を名乗る。趣味は読書、講談、テニス。身長177センチ。ならどっとFM「安田善紀のちなみに今日は日曜日」に出演中。


9月23日、大津市のU★STONEで「第10回近畿住みます芸人によるお笑いライブ キンキーズa GO!GO!in滋賀」(午後1時開演)が行われる。他にファミリーレストラン、ノーサイン、span!らが出演。

10月9日、兵庫県の西宮えびす亭で「旭堂南洋命名+KD5結成記念公演 港噺」(午後7時開演)に出演する。


講談師・旭堂南洋として新たなスタートを切った安田善紀(撮影・三宅敏)

講談師・旭堂南洋として新たなスタートを切った安田善紀(撮影・三宅敏)

旭堂南鷹に師事 8・5講談師試験に合格
9・23 滋賀・大津でお笑いライブ出演へ


8月5日。芸人人生の今後を大きく左右しかねない試験が行われた。講談師のプロテスト。39歳の元漫才師は動揺することなく、試験に合格した。


安田この日をもって師匠(旭堂南鷹)から「旭堂南洋」という名前をちょうだいしました。講談の世界で少しずつ実績を積み上げて、前座から二つ目へ、やがては真打ちとして認められるよう精進したいと思います。とはいえ、簡単ではありません。講談のけいこは一生懸命やってるんですが、なかなか覚えられないんです。仕事ですから必死で取り組みますが、漫才よりずっと大変です。


9月23日、大津市のU★STONEで「第10回近畿住みます芸人によるお笑いライブ キンキーズa GO!GO!in滋賀」(午後1時開演)が行われる。安田の他、ファミリーレストラン、ノーサイン、span!ら各地の住みます芸人が出演。


安田この日は、講談をするか、ひとりコントをするのか、考え中です。講談するには講釈台が必要なのですが、それを持ち込めるのかどうか。ダメなら過去に作ってためているネタをやる予定です。




「次代のダウンタウンを創る」TV企画
11歳で芸能界入り、18歳でM-1決勝も


芸能界に入ったのは11歳。「次代のダウンタウンを創る」というテレビ番組の企画がきっかけだった。


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エンタメ

三宅敏Satoshi Miyake

Osaka

大阪市生まれ。1981年に日刊スポーツ入社。
主に芸能ニュース、社会ニュースの記者・デスクを務める。
2011年に早期退職制度で退社。その後は遊んで暮らしていたが、2022年から記者として復帰。吉本のお笑い芸人などを取材している。
好きなものは猫、サッカー、麻雀、ゴルフ。身長171センチ。