「百式」2丁拳銃 100分間ノンストップ漫才で突き進む ライフワークへの熱き魂!

いつまでも若々しいイメージ。しかし、2丁拳銃はコンビ結成から32年のキャリアを積み重ねてきた。小堀裕之(51)と川谷修士(51)がライフワークと位置づける単独ライブ「百式」は目の前に。「100分間のノンストップ漫才。僕らのステージをぜひ、見て下さい」と熱く語った。

お笑い



2丁拳銃の小堀裕之(左)と川谷修士(撮影・三宅敏)

2丁拳銃の小堀裕之(左)と川谷修士(撮影・三宅敏)

93年結成 小堀、川谷ともに50代に
単独ライブ11・1ルミネ、14NGK


◆2丁拳銃(にちょうけんじゅう) コンビ結成は1993年(平5)6月。97年ABC新人お笑いグランプリ優秀新人賞、同年NHK上方漫才コンテスト優秀賞。03年M-1グランプリ決勝4位。

小堀裕之(こほり・ひろゆき) 1974年(昭49)1月9日、奈良市出身。趣味は甲本ヒロト。特技は漫才。身長168センチ。

川谷修士(かわたに・しゅうじ) 74年5月17日、神戸市出身。趣味はマンガ、映画、家族を大事にすること。身長169センチ。

2丁拳銃単独ライブ「百式」2025は11月1日、東京・ルミネtheよしもと、同14日大阪・なんばグランド花月(NGK)で開催。大阪公演は配信あり。


タイトル「百式」単独スタートから23年
97分で終わり後悔、客席も「あ~」一体


単独ライブのタイトルは、百式(ひゃくしき)。この名前が2丁拳銃のライブに使われ出したのは2002年(平14)から。それから23年の時間が経過した。

川谷 まず「百式って何なん?」という声があるかもしれません。テレビで見られる漫才にしても、2分とか、3分とかの短いものが主流になってきたなか、「じゃあ、その逆を行って100分間、ノンストップをやってみたらおもしろい」と始めたんです。

よくある漫才なら、2人組がステージに登場。「○○です」「△△です」「よろしくお願いします」で始まり、最後には「もう、ええわ」「ええ加減にせえ!」の決めぜりふで終わり、2人は舞台を下りる。しかし、百式では一度マイクの前に立てば、延々と漫才が途切れない。100分間一本勝負!

川谷 僕らがこのスタイルを始めた頃、周囲にはここまで長尺の漫才をされる方はいなかったと思います。

小堀 お客さんにも、とことん付き合ってもらいます。以前の百式で、終わってみれば97分だった、ということがありました。僕自身「しまった!」と後悔しましたし、お客さんの方も「あ~」というガッカリ感があったように覚えています。逆に、スイッチが入ってしまい、気がつけば120分も漫才していたこともありましたね。

川谷 単独ライブの相場は90分とか60分なんです。10分のネタを9本やれば、それで90分になる計算ですが「どうせなら100分やったれ! それも舞台に立ちっぱなしで、ノンストップで」と始まりました。正直に言って、そんなに大した理由はないんです(笑い)。


小堀裕之(撮影・三宅敏)

小堀裕之(撮影・三宅敏)

小堀「ペース配分は年齢を意識して」
客席の“笑い”こそが、ガソリンに


小堀 でも、20年以上、このスタイルをやり続けて、すっかり慣れてしまいました。ともに51歳になって、ペース配分などは年齢を意識しながら漫才に取り組むようになりましたが。

川谷 確かに「2丁拳銃といえば、百式」と知られるようになりましたし、僕らのライフワークとして定着したように感じます。ここまでやってきて、ようやく漫才師として認めてもらえるイベントに成長できたかなと。

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エンタメ

三宅敏Satoshi Miyake

Osaka

大阪市生まれ。1981年に日刊スポーツ入社。
主に芸能ニュース、社会ニュースの記者・デスクを務める。
2011年に早期退職制度で退社。その後は遊んで暮らしていたが、2022年から記者として復帰。吉本のお笑い芸人などを取材している。
好きなものは猫、サッカー、麻雀、ゴルフ。身長171センチ。