NLCS審判団発表 クルーチーフは昨年のWS延長18回で球審のウェグナー氏 ABS判定覆り率にも注目

[ 2026年10月12日 07:14 ]

マーク・ウェグナー審判員(右)(AP)
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 MLBは11日(日本時間12日)、ドジャースとブルワーズが対戦するナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)の審判団を発表した。AP通信が報じた。

 クルーチーフを務めるのは54歳のマーク・ウェグナー審判員。1998年にメジャーデビューしたベテランで、今回が6度目のLCSとなる。ウェグナー氏は昨年のワールドシリーズでもクルーチーフを務め、第3戦では球審を担当した。この試合はドジャースがブルージェイズを延長18回の末に6対5で破った歴史的な一戦。両軍合わせて609球が投じられ、試合時間は6時間39分に及んだ。

 NLCSの審判団は7人編成で、毎試合1人が控えに回る。第1戦の球審はエドウィン・モスコソ氏が担当し、ウェグナー氏が一塁、ライアン・アディトン氏が二塁、アラン・ポーター氏が三塁を務める。左翼線審はデービッド・ラックリー氏、右翼線審はジョン・タンペーン氏。クリス・シーガル氏が控えに回る。

 第2戦ではシーガル氏が球審を務める。注目されるのは、今季から導入されたABS(自動ボール・ストライク判定システム)のチャレンジによる判定覆り率だ。AP通信が紹介したデータサイト「taptochallenge.com」の集計によると、第1戦で球審を務めるモスコソ氏は52.3%、第2戦のシーガル氏は60.6%。クルーチーフのウェグナー氏は48.8%だった。

 今季のレギュラーシーズンではABSチャレンジが1万557回行われ、5685回で判定が覆った。全体の覆り率は53.9%。これと比較すると、ウェグナー氏は平均より5.1ポイント低く、シーガル氏は6.7ポイント高い。ただしこれは選手が異議を申し立てた判定のうち覆った割合であり、全投球に対する誤審率ではない。チャレンジされる球はストライクゾーンの境界付近などに偏るため、この数字だけで審判の判定精度を評価することはできない。

 一方、レイズとガーディアンズが対戦するア・リーグ優勝決定シリーズ(ALCS)では、59歳のビル・ミラー氏がクルーチーフを務める。ミラー氏は今回が10度目のLCSで、ポストシーズン通算126試合の審判経験を持つ。現役ではアルフォンソ・マルケス氏の130試合に次ぐ2位となっている。

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