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サウジ空港攻撃で12人死亡 フーシ派か、300人超負傷 米大統領「介入を検討」

[ 2026年10月12日 05:30 ]

 10日、サウジアラビアの首都リヤドで、空港に向かう地下鉄の駅付近に集まる人々(AP=共同)
Photo By 共同

 サウジアラビア当局は11日、首都リヤドの空港が10日に攻撃され、12人が死亡、309人が負傷したと発表した。サウジ側はイエメンの親イラン武装組織フーシ派によるテロ攻撃だと主張した。死者には米国人も1人含まれ、トランプ米大統領は10日、サウジ支援のためのフーシ派攻撃について「可能性はある。検討する」と述べた。

 米国とイスラエルが2月にイラン攻撃を始めて以来、湾岸諸国の被害としては最大となる。

 AP通信によると、ミサイルがリヤド(キング・ハリド)国際空港の国内線ターミナルを直撃。フーシ派は連日リヤドの空港などを攻撃していた。サウジ側は「断固対応する」とし、戦闘が激化する恐れがある。フーシ派メディアは11日、フーシ派が拠点を置くイエメンの首都サヌアの空港をサウジ側が攻撃したと伝えた。

 米国はこれまで直接介入に慎重な姿勢を取ってきた。対イラン作戦が長期化する中、戦線拡大につながりかねず、慎重に情勢を見極めているとみられる。ルビオ米国務長官は「罪のない市民の命を軽視するものだ」とX(旧ツイッター)で非難した。

 サウジとトルコ、パキスタンは8月、いずれかの国への攻撃は全てに対する攻撃だと見なす「メッカ共同防衛協定」に署名。今月5日、協定に基づき集団防衛態勢に移行すると表明し、フーシ派をけん制したばかり。

 空港は業務を停止し、複数の便が目的地を変更している。日本や米国、英国、ドイツ、オーストラリアなどは自国民に、リヤドの空港を利用しないよう注意喚起した。

 サウジはイエメン暫定政権と連携してフーシ派を攻撃している。イエメン暫定政権は10日、過去24時間で東部、西部、南西部の戦線で1900回以上の作戦を実施し、武器庫や部隊を攻撃したと主張した。

 フーシ派からとみられるリヤドの空港に対する8日の攻撃では3人が死亡した。

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