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“ムチよりアメ”で誘い楽しんだアユ模様 性格の違い見極め2時間半で10匹

[ 2026年7月6日 05:30 ]

オトリを含め、2匹のアユの重みを楽しみながら取り込んだ大塚
Photo By スポニチ

 【釣り女子アナの伝えたいこと】釣りが大好きなアナウンサー・大塚ひとみが訪れたのは、栃木県鹿沼市を流れる利根川水系の黒川。今季初のアユの友釣りで竿を出した。シーズン序盤でも安定して釣れるというが果たして…。

 入釣したのは鹿沼市街地にある府中橋下。川幅があり、両岸には高層マンションや大型ショッピングモールが立ち並ぶ。

 今回の師匠は、栃木県農村振興課水産資源担当の高木優也さん。この場所を薦める理由を聞くと「黒川漁協は毎年約10万匹のアユの稚魚を放流している。中でもアクセスや足場の良いここには多く放すので、比較的釣果が安定するんですよ」と教えてくれた。水温が高めでアユの成長が良いという。

 使う竿は8メートル。6・5号3本イカリの掛けバリをセットして、1投目。ところがオトリが全く泳がない。糸を張り「GOGO」と合図するも、流れの緩いところでおサボりくん。「うまく調教してごらん。甘やかす(糸をたるませる)、厳しく叱る(糸を張る)でね。アユの性格はバラバラで、その子に合ったやり方があるから」(高木さん)。

 今回のオトリにはムチよりアメの方が必要と考え、張っていた糸をたるませ、「動くも、とどまるも好きにしなさい」と言ってみる。すると泳ぎ出す。そして長竿が弓なりに曲がった。重い。2匹のアユが暴れる重み。川の流れに逆らう重み。地球でも釣ったくらい重い。ふらつく体。でも心はワクワクで、友釣りの醍醐味(だいごみ)を全身で感じる。どのくらいたっただろう。時間をかけて引き寄せ、ついに2匹同時にキャッチ。入ったのは、18センチの良型。オリーブ色の体に、厚い唇。香りはキュウリ。犬鼻の私は、毎年これで夏の訪れを感じています。

 その後は順調で、2時間半で10匹のツ抜け。釣れた野アユをオトリに一匹、一匹の性格の違いを楽しんで釣った。漫画「ドラえもん」に例えると、どんなに泳いでもケンカを売られないジャイアンのような子や、何もしなくても騒動に巻き込まれるのび太のような子など。人間模様ならぬ“アユ模様”に引き付けられた。

 黒川のアユ釣りは、10月31日まで。

 ≪昼食は地元名物かぬまシウマイ≫お昼は、名物「かぬまシウマイ」を食べた。シューマイといえば横浜・崎陽軒が有名だが、その初代社長の野並茂吉さんが鹿沼市出身だったことから地元でも広まったという。提供店舗は、市内で約80軒。各店工夫を凝らしたシューマイが提供されている。

 ◇大塚 ひとみ(おおつか・ひとみ)1993年(平5)生まれ、千葉県出身。NHKやウェザーニューズなどを経てフリーのアナウンサーに。釣り一家に生まれ、さまざまな釣りに挑戦中。

 ▼釣況 黒川漁協=(電)090(8807)3341。日釣り券は2500円。女性は1250円。府中橋の下は、駐車場・トイレあり。

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