「りくりゅう」婚約電撃発表 結成した「思い出の場所」で次のステージへ「これからも支え合いながら」

[ 2026年8月24日 05:00 ]

婚約を発表した三浦璃来さんと木原龍一さん(木原さんのSNSから)

 今年2月のミラノ・コルティナ冬季五輪で、フィギュアスケート・ペアで日本勢史上初となる金メダルに輝いた「りくりゅう」こと、三浦璃来さん(24)、木原龍一さん(34)が23日、自身のSNSで婚約したことを電撃発表した。19年7月のトライアウトを経て結成し、26年4月に競技からの引退を発表した人気沸騰中の国民的ペア。新展開に列島は祝福ムードとなり、坂本花織さん(26)らフィギュアスケート界からもお祝いのコメントが相次いだ。

 誰もが待ち望む、幸せな結末だった。この日、三浦さんと木原さんは連名で婚約を発表。SNSで「うれしい時も、つらい時も、たくさんの時間を共に過ごし、支え合いながら歩んできました。いつしか、お互いにとってかけがえのない、なくてはならない存在となりました」とし「これからも支え合いながら、変わらず私たちらしく、一歩ずつ歩んでいきたいと思います」と決意もつづった。

 発表には5枚の写真も添えた。木原さんがひざまずいてプロポーズするシーンから、婚約指輪を着けた三浦さんの左手、ほほ笑み合う2人など全てが幸せに満ちていた。三浦さんがXで「私たちがペアを結成した思い出の場所で撮影しました」と種明かし。プロポーズは、木原さんが「雷が落ちた」と表現する19年7月のトライアウトを行った特別な場所、名古屋市・邦和みなとスポーツ&カルチャーとみられる。

 電撃発表直後は、収録番組のTOKYO FM「りくりゅうのふたりごと」に出演。そろって初のラジオパーソナリティーとなった番組内では婚約への言及はなかったが、「ケンカの仲直り」のエピソードなどを披露。「ひどいケンカをした後はチョコレートチップクッキーを買っていく」と木原さんが言い、三浦さんも「スーパーで売ってる焼きたてじゃないと駄目なんですよ」と明かした。

 日本人同士のペアとして史上初の五輪金メダルや世界選手権2度制覇など前人未到の道を突き進んできた。競技会を離れた現在はプロとして初プロデュースしたアイスショー「THE DESTINY」を完走。将来的には指導者として後進育成にも意欲を燃やしている。そんな2人が、新たな人生のステージに入った。

 「これからもお互いに支え合いながら、私たちらしく歩んでいきたい」と三浦さん。共に泣いて笑った日々が積み重なり、公私ともにパートナーとなった。互いへの愛にあふれたりくりゅうの挑戦は続いていく。

 《過去には「氷上のプロポーズ」》カップル競技で結婚は珍しくはない。ペアでは米国代表として06年トリノ五輪に出場した井上怜奈、ジョン・ボルドウィン組が08年全米選手権の演技後に見せた「氷上のプロポーズ」が世界的に話題に。古くはリュドミラ・ベルソワ、オレグ・プロトポポフ組(旧ソ連)が夫婦ペアとして64年インスブルック、68年グルノーブル五輪を連覇。日本では、22年北京五輪団体銀メダルのアイスダンス小松原美里、ティム・コレト組が17年に結婚(25年離婚)。今季からアイスダンスに参戦する「しょまりん」こと本田真凜、宇野昌磨組は交際を公表している。

 ◇三浦 璃来(みうら・りく)2001年(平13)12月17日生まれ、兵庫県宝塚市出身の24歳。5歳からスケートを始め、ペア転向後は市橋翔哉と17~19年の世界ジュニア選手権出場。19年から木原と組み、五輪、世界選手権、GPファイナル、四大陸選手権の主要国際タイトルを全制覇する「ゴールデンスラム」を達成。身長1メートル46。中京大卒。

 ◇木原 龍一(きはら・りゅういち)1992年(平4)8月22日生まれ、愛知県東海市出身の34歳。4歳からスケートを始め、シングルで11年世界ジュニア選手権代表。13年にペアに転向し、高橋成美と14年ソチ、須崎海羽と18年平昌両五輪に出場。三浦と組んだ22年北京、今年のミラノ・コルティナ五輪で2大会連続団体銀メダル。身長1メートル74。中京大卒。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2026年8月24日のニュース