羽生結弦さんアイスショーnotte stellata、5度目の開催決定 震災16年「希望を届けたい」

[ 2026年10月9日 12:00 ]

羽生結弦さん(C)nottestellata
Photo By 提供写真

 フィギュアスケート男子の五輪連覇者でプロとして活動する羽生結弦さん(31)による震災復興アイスショー「羽生結弦 notte stellata 2027」が、東日本大震災から16年を迎える来年3月に開催されることになった。被災地・宮城のセキスイハイムスーパーアリーナ(グランディ・21)で、5度目の開催となる。羽生さんは「希望を発信したい」と思いを述べた。

 「羽生結弦 notte stellata」は、羽生さんがプロに転向した後の2023年からスタート。以来、毎年3月に座長の羽生さんが世界で活躍するプロスケーターの仲間たちと共に、被災地・宮城から希望を届けていた。

 来年で5度目の開催となる。羽生さんは「僕自身が東日本大震災を経験し、いろいろな被災地に足を運び、様々な被災地の方々の思いにもたくさん触れてきた中で、たくさんの被害に遭われた方々、苦しい思いをされた方々に希望を発信したいと思っています」と、アイスショーに込めた思いを語った。

 「notte stellata」はイタリア語で「満天の星」や「星降る夜」を意味しており、羽生が平昌五輪のエキシビションで滑った楽曲の名前。地元仙台で震災にあった羽生さん自身が、停電の暗闇の中で見た美しい星空に希望を感じたことから、このショーも「notte stellata」と名付けた。

 アイスショーは、地域への貢献と防災意識の向上にも取り組み、オフィシャルグッズは防災グッズを中心に展開。地元や被災した地方からのグルメや物販エリアも充実させている。来場者がアイスショーを楽しむことで、震災や防災について考えるきっかけになることを目指している。

 来年3月12日、13日、14日の3日間、宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ(グランディ・21)で開催。全日とも公演時間は約2時間を予定。キャストは11月17日以降、順次公式ホームぺージで発表するとした。

 <羽生結弦さん コメント全文>

 ――5回目の「羽生結弦notte stellata」に臨む思いは。

 震災への思いや、そこからどのように立ち上がってどのような希望を届けていくのかという思いは初回と全く変わっていません。

 僕自身が東日本大震災を経験し、いろいろな被災地に足を運び、様々な被災地の方々の思いにもたくさん触れてきた中で、たくさんの被害に遭われた方々、苦しい思いをされた方々に希望を発信したいと思っています。

 ――仲間のスケーターとどんなショーを届けたいですか?

 僕ら自身が希望を持って滑っているアイスショーだと思っています。みなさんに希望を届けるということは、私たちが希望を感じなければいけないと、時を重ねるごとに感じられるようになりました。その希望の種類がスケーターそれぞれの中に存在しているので、いろいろな種類の希望が輪になって集まって、それが皆さんに届いていると思っています。

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