【バレー】日本男子 仏流でメダル獲りだ 五輪切符獲得もティリ監督“ガチメン”継続を示唆

[ 2026年9月15日 05:00 ]

都内で会見を行ったバレーボール男子代表の(前列左から)西田、石川、高橋ら
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 アジア選手権で優勝し、最短で28年ロサンゼルス五輪の出場権を獲得したバレーボール男子日本代表が一夜明けた14日、都内で会見を行った。決勝はイランを3―0のストレートで下して大会2連覇。ロラン・ティリ監督(62)は、今後も主力起用を継続してチームを熟成させる構え。フランス代表を率いて21年東京五輪を制した成功体験を基に石川祐希(30=ジラート)や高橋藍(25=ルブリン)ら“ガチメンバー”を率い、全大会で表彰台を目指す。

 ロスへと向かう強化方針が、早くも定まった。アジアを連覇した最強布陣の継続。ティリ監督は「リスタートではなく継続が大事。このチームで生まれた自信をこの先もキープする。メダルを獲りたいのであれば、同じチームが全ての試合に出て全ての経験を重ね、イタリア、トルコ、米国などに勝っていかないとロス五輪ではメダルを獲れない」と力強く語った。

 大黒柱の石川や、アジア選手権でも大量に得点を稼いだ高橋や西田。さらに小野寺やラリーのミドル勢、小川、山本のリベロ二枚看板も存在感が光った。もちろん故障や「スタメンを超える選手が出てくる動きもある」と一部の組み替えも想定しているが、あくまでロスへの軸は今回のメンバー。「毎回、どの大会でも表彰台に乗ることを目標にする」と宣言した。

 その発想の源は、21年東京五輪だ。母国フランス代表を初の金メダルに導いた裏に「8年計画」があったという。12年に同代表の指揮官に就任し「同じチームで勝って負けてを繰り返して進んできた」。メダルを獲得できなかった選手時代に痛感した「大きな志」を共有し続けたことで、栄冠にたどり着いた実績がある。日本は21年東京五輪後に急成長を遂げ、本気でメダルを目指したパリ五輪は準々決勝で敗退。指揮官は「パリでの悔しさがロスにつながっていく。長い年月をかけて、大きな志を強く持ってやっていく」と力説した。

 日本が五輪で表彰台に立ったのは、金メダルを獲得した72年ミュンヘン大会が最後。石川は「ゴールはここではない。メダルを獲ることが最終目標。とにかく強くなる、成長することが一番重要」と言い、高橋も「常にメダルだけを考えたい」と強調した。一枚岩になった最強布陣が、50年以上もの空白をこじ開ける。

 ▽21年東京五輪のフランス代表 同国史上初の金メダルを獲得。1次リーグをボーダーラインのB組4位で通過すると、決勝トーナメントを勝ち上がり決勝はROC(ロシア・オリンピック委員会)を3―2で破った。大会MVPを受賞したエースのヌガペトを筆頭にミドルブロッカーのチネニェズとルゴフ、オポジットのパトリ、リベロのグレベニコフが初戦から全8試合に先発。不動の5人に加え、アウトサイドヒッターのクレベノも大会を通してフル回転した。

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