「第43回プラハベースボールウイーク(7月6~9日)」と「第31回ハーレムベースボールウイーク(同12~19日)」に出場する大学日本代表が、6月29日から行われていた直前合宿を打ち上げ、明日4日、プラハへ出発する。日本のクリーンアップとして期待され、普段から仲がいいという青学大・西川史礁(みしょう)外野手(4年=龍谷大平安)と、大商大・渡部聖弥外野手(4年=広陵)に、お互いの野球、素顔について、ざっくばらんに話してもらった。【取材=保坂淑子】

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-クリーンアップを担うおふたり。去年の日米で同部屋で仲良くなったそうですね

渡部 正確には平塚の合宿からなんです。今年、オランダでも同部屋なんですよ。

西川 好きなんだよね?俺のことが(笑い)。

渡部 いや、逆でしょ。史礁が俺のことを好きなんです(笑い)。

-どんなところが好き?

西川 聖弥は気を使わないんですよね。

渡部 史礁は優しい。柔らかいというか、のほほんとしてる。誰にも好かれる性格だから。それに、ずっと笑っているよね。

西川 笑い声で周りを癒やしてあげてる(笑い)。

-部屋では野球の話が中心?

渡部 メリハリですね。野球の話をするときはお互いにとことん話しますが、気持ちがオフになったら何げない会話で。

-お互いにアドバイスしたことは?

渡部 史礁には、ちょっと詰まった打球が多かったので、少しポイントが近いんじゃないか、って話しました。

西川 なかなか打球が上がらなかったからね。引きつけてゾーンを張れば良いよって言ってくれたよね。聖弥には、打席での意識を聞かれて、僕は基本、真っすぐを引っ張れるタイミングで、2ストライク空振りOK。それくらい割り切ってやっているって言ったよね。

渡部 史礁には本音で話せるから。いい支えになってくれている。

-お互いに見て、うらやましいなぁと思うところは?

渡部 史礁はめちゃくちゃ振れる!

西川 聖弥は広角に強い打球を飛ばせるところ。走攻守、全てにレベルが高い。

-逆にここだけは負けないところは?

渡部 逆方好への強い打球ですね。

西川 自分は長打力だけは負けたくない。柔らかいバッティングと飛ばす力は負けないです!

-ライバル?

西川 いいライバルですね。

-プラハとハーレムは、どんな大会にしたい? 

渡部 チーム力をあげて、両大会全勝。自分と西川のクリーンアップを中心に引っ張っていきたいです!

西川 優勝はチームの絶対目標に掲げていること。全力プレーを発揮すれば結果はついてくると思います。

渡部 2人で打って引っ張っていきたいね。

西川 投手を助けられるように。優勝します!

 

◆西川史礁(にしかわ・みしょう)2003年(平15)3月25日、和歌山県高川町生まれ。川辺ウィンターズで野球を始め、和歌山日高ボーイズ。龍谷大平安では2年春のセンバツ出場。青学大進学後は3年春にレギュラーを獲得。強打が魅力で、昨春はリーグMVPを獲得。182センチ、87キロ。右投げ右打ち。

 

◆渡部聖弥(わたなべ・せいや)2002年(平14)8月31日、広島県府中市生まれ。府中南少年野球クラブで野球を始め、府中野球クラブ(軟式)。広陵では2年春のセンバツ大会に出場。高校通算30本塁打。大商大進学後は1年春から出場。遠投110メートルで50メートル6秒0と走攻守そろう。177センチ、88キロ。右投げ右打ち。