楽天YG安田捕手(26)が打撃改造、登録名変更と心機一転で再起を期す。

昨季はけがに悩まされた1年だった。3月のオープン戦で右手を骨折した影響で1軍出場はゼロ、2軍戦も4試合の出場にとどまり、不完全燃焼で終わった。

雪辱を果たすべく打撃改造にも着手した。「結構、いろいろ変えていて、だいぶフォームもチェンジしました」と説明。「これまでは振り上げる感じだったんですけど、真っすぐに差されてしまうので、自分の中ではつぶしにいくイメージっていう感じがあります」。トレーニング方法も見直し、復活への礎を築いた。

「全然あかんです」と現在の状態に納得はいっていないという。それでも、2軍戦6試合で打率3割1分6厘、1本塁打、4打点と上々のスタートを切った。「ぼちぼちっすかね。それなりにって感じです」。もっともっとできると思っているからこそ厳しい自己評価を下した。

21日オイシックス戦では今季1号のソロ本塁打を放った。自身にとっては24年9月25日以来、542日ぶりの1発。「狙ったとかじゃなくて、たまたま打ったんですけど。良かったかなと思います」。持ち味の長打が出たのは今後に向けての好材料だ。

昨年11月には本名の安田悠馬から「ユウマゴジラ安田」を意味する「YG安田」に登録名を変更した。「けが続きで何かを変えよう」という思いに加え、「子どもたちとかに愛称で呼ばれたいなとか、そういうのもあって変えました」と狙いを明かした。

「Y-安田」なども候補として一瞬、頭をよぎったという。それでも「T-岡田さんがいるので、例えばY-安田だとパクりっぽくなっちゃうんで。パクリはちょっとあんま好きじゃないんで。新しいのでいこうかなと思いました」。それで「YG安田」に決めた。

身長185センチ、体重105キロと恵まれた体格を誇り「打てる捕手」として大きな期待を背負う。「しっかりファームで圧倒的な結果を残して、1軍に向けて準備したいっすね」。5年目の今季。チームで欠かせないピースとなる。【山田愛斗】