「豊臣兄弟!」撮了 池松壮亮が“弟”仲野太賀に労い&感謝“ドラマ経験の浅さ”に不安も「人生の宝物」

[ 2026年11月1日 09:00 ]

大河ドラマ「豊臣兄弟!」のクランクアップを迎え、主人公・豊臣秀長役の仲野太賀(右)と兄・豊臣秀吉役の池松壮亮は笑顔。お互いに感謝の言葉を贈った(C)NHK
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 俳優の仲野太賀(33)が主演を務め、豊臣秀長役を演じるNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日曜後8・00)の全撮影が10月30日に東京・渋谷の同局で終了した。1日、同局から発表された。仲野と兄・豊臣秀吉役を演じる俳優の池松壮亮(36)の2人は、昨年6月5日に山形ロケでクランクインしてから約1年5カ月の長丁場を無事完走。仲野は「今は感謝してもし切れないくらい胸がいっぱいです。(撮影は)奇跡の連続だったと痛感しています」、池松は「感謝してもし切れません。皆さんと過ごした時間、生み出したこの作品は、僕にとって忘れられない人生の宝物であり、誇りです」などと万感の思いを明かした。最終回(第48回)は12月13日、15分拡大で放送される。

 NHK連続テレビ小説「おちょやん」などの八津弘幸氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ通算65作目。“天下一の補佐役”豊臣秀長を主人公に、豊臣兄弟の絆と奇跡の下克上を描く。

 同局によると、秀長と秀吉が2人で語らうシーンで撮影終了。多くの共演者やスタッフが駆けつけ、今作らしく賑やかにクランクアップを祝った。公開された写真も2人の笑顔が印象的だ。

 秀長は天正19年(1591年)1月、病のため秀吉より先に逝去。52歳だった。秀吉から命じられた千利休の“謎の切腹”(天正19年2月)、秀吉と茶々(淀殿)の実子とされる秀頼の誕生(文禄2年・1593年)、甥・秀次が秀吉から切腹を命じられた「秀次事件」(文禄4年・1595年)などは秀長没後の出来事で、秀吉は慶長3年(1598年)、62年の生涯に幕。どのような最終回、ラストシーンになるのか、注目される。

 仲野は7年ぶり6回目の大河出演で初主演。父で俳優の中野英雄が“大河ドラマに出演してほしい”の願いを込めて命名したが、第21回「風雲!竹田城」(5月31日)でサプライズ親子大河初共演も実現した。

 スクリーンを中心に活躍してきた池松は、19年ぶり3回目の大河出演。仲野とは10代から旧知の仲で、プライベートでも親交がある。今回が5回目の共演(9回目の同一作品出演)となり、兄弟役は初となった。

 池松は同局を通じてコメントし「今作への出演が決まった日から今日まで、これまでドラマ経験の浅かった自分が、ドラマの最高峰と呼ばれるこの場所に長くいていいものなのか。力になれているのか。豊臣秀吉という人を演じることの責任を果たせているのか。その疑いが消えることはありませんでした」と不安も吐露。「でも、そうした問いが巡る度、みんなの顔が、努力が、親しみが頭に浮かんで、消し去ってくれました。この1年半、ここでしか得られない喜びと困難を味わうことができました。人生の替え難い経験となりました」と達成感も明かした。

 「感謝してもし切れません。皆さんと過ごした時間、生み出したこの作品は、僕にとって忘れられない人生の宝物であり、誇りです」

 苦楽を共にした“弟”仲野に対しては「本当にありがとう。こんなに大きな場所で兄弟として過ごさせてもらえたことに、心から感謝しています。一番近くにいた僕にも計り知れない、重圧と苦労があったと思います。色々あったね、でも本当に楽しかったね」と労い。「最後に、豊臣秀吉さんと、豊臣秀長さんと、戦国時代から歴史と意志を継いでくれた皆さまに、深く感謝します」と敬意を表した。

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