【高校ラグビー】東海大相模、初4強逃し涙 会場外では募金活動 HO中村「先輩のために少しでも長く…」

[ 2026年1月3日 12:21 ]

第105回全国高校ラグビー大会準々決勝   東海大相模17―21東福岡 ( 2026年1月3日    花園 )

<全国高校ラグビー 東福岡×東海大相模>4強入りならず、涙の東海大相模フィフティーン)(撮影・北條 貴史)
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 東海大相模(神奈川第2)は17―21で東福岡(福岡第2)に敗れ、同校初の4強入りを逃した。

 先制トライを許しながらも、前半終了間際にFW戦で勝負し、20フェーズを重ねて最後は高校日本代表候補LO笹部隆毅(3年)がトライ。後半には1トライと1ゴール、1PGで一度は17―7とリードを広げた。

 だが、ここから2トライを献上して逆転を許す。試合終了間際には敵陣深くでのラインアウトからモールを形成したが、ボールがこぼれるミス。スコアできず4点差で屈し、高校日本代表候補HO中村悠稜(ゆうり、3年)は「今大会、ずっとFWとモールにこだわってきたのに、最後でボールをロストしてしまった」と悔し涙を流した。

 会場の外では、開幕日から「笹川祐(たすく)くんを支える会」としてラグビー部の部員たちが募金箱を持って支援金の寄付を募ってきた。笹川くんは東海大相模高ラグビー部OBで、在校時の22年夏、試合中に第6―7頸椎の脱臼骨折という大ケガを負った。懸命の治療とリハビリをへて学校に戻り、25年3月に卒業した。

 ただ、今なお高度な最先端治療を必要としており、車いすでの生活サポートなどさまざまな費用が大きな負担となっている。「支える会」として、継続して募金活動などを通して寄付を募っている。

 「自分のチームの生徒だったので。同じ仲間が大きなケガをして苦労している。何とか、彼を長く支援する環境ができれば」と三木雄介監督。笹川くんは東海大に進学し、ラグビー部でアナリストとして分析担当をしている。三木監督らには定期的に連絡が届き、アナリストとしての観点から東海大相模の改善点などを指摘してくれているという。

 試合後、中村は「自分たちをずっとサポートしてくれた笹川祐先輩に(募金活動で)恩返しをするためにも、少しでも長く(花園に)残りたかった」と肩を落とした。

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