【フィギュア】千葉百音 自己ベストで魅了! 憧れ羽生結弦さんと同じ「ロミオとジュリエット」に思い込め

[ 2026年2月20日 06:29 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪第14日 フィギュアスケート   女子フリー ( 2026年2月19日    ミラノ・アイススケートアリーナ )

<ミラノ・コルティナ五輪 フィギュアスケート>女子フリー、演技をする千葉百音(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートの女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)4位の千葉百音(20=木下グループ)が21番滑走で登場。143.88点をマークし、合計217.88点は自己ベストとなった。

 冒頭のフリップ―トーループの連続3回転からしなやかに舞った。SPではノリノリの演技を披露したが、この日は今季のフリー曲「ロミオとジュリエット」に乗り、持ち味とする最後のレイバックスピンまで観客を魅了した。演技を終えるとガッツポーズで満足感を示した。

 スケートを始めたのは4歳。テレビで競技を見て「やってみたい!」と思い、09年12月から教室に通い始めた。拠点はアイスリンク仙台。羽生結弦さんと同じ場所で、小さい頃は「ゆづる兄ちゃん」と呼んだ羽生さんに鬼ごっこをして遊んでもらったこともある。11年3月に東日本大震災が発生。リンクは約4カ月間、閉鎖された。「滑りたくてウズウズして…」。余震に備えながら、家の前でローラースケートをして遊んだ。

 五輪の記憶は14年ソチ大会が鮮明だ。「(金メダルを獲得した)羽生さんの演技はしっかりと見た。テレビに羽生さんが出ていて“凄いな”と憧れの存在だった」。18年平昌大会は坂本花織が高校2年で出場。当時、4年後の22年北京大会に自身が臨むイメージは湧かなかったが、その4年後には漠然とした思いがあった。

 高校3年になった23年春から愛着ある仙台を離れ、拠点を京都の木下アカデミーへ移した。全ては自身を向上させるため。知らない間にストレスがたまっていたのか「運動誘発性ぜんそく」を発症することもあったが、その苦しみも乗り越えた。

 ようやくつかんだ五輪切符。「自分が上にいけばいくほど凄さを思い知らされる」という、羽生さんと同じ舞台に立った。その憧れの人がソチ大会のフリーで演じたのが、自身も今季のフリーで使う「ロミオとジュリエット」だった。「偶然とはいえ、凄く感じるものがある」。思いを込めて滑りきった。

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