八村塁 クリッパーズ移籍!キャリア最高水準のシュート精度を武器にNBAキャリア3球団目の新天地へ

[ 2026年7月7日 00:28 ]

八村塁(AP)
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 パリ五輪バスケットボール男子日本代表の八村塁(28)が6日(日本時間7日)にクリッパーズへ移籍することがわかった。米スポーツ専門局「ESPN」が報じた。

 レイカーズと23年に結んだ3年契約が終了し、フリーエージェント(FA)になっていた八村。自身3球団目となる新天地に選んだのは、レイカーズと同じロサンゼルスを本拠地とするクリッパーズだった。

 「ESPN」のシャムズ・シャラニア記者によると、八村は2年2800万ドル(約45億4552万円)で契約。

 八村はロサンゼルスに残留したいと考えていたため、ウォリアーズ、ウルブズ、ネッツ、スパーズからのオファーを断ったという。そしてフリーエージェント市場が開幕して間もなく、クリッパーズと契約合意に至った。

 サイン・アンド・トレードを実現させるため、レイカーズがオフシーズンの補強を完了するのを待っていたが、レイカーズは合意に応じなかった。そこでクリッパーズと八村は希望していたロサンゼルスに残留できるように交渉を進めたという。

 八村は19年NBAドラフトで全体9位指名を受けてウィザーズでキャリアをスタート。22-23シーズンにはウィザーズからレイカーズへのトレード移籍。23年オフに3年5100万ドル(約83億円)の契約を結んだ。

 名門レイカーズに移籍して4年目を迎えた昨季はチームに大きく貢献する1年だった。開幕戦からスタメン出場すると、シーズン序盤で3P成功率50%超えと高確率をキープ。そして昨年12月4日(同5日)の敵地ラプターズ戦は、八村にとって特別な試合になった。最終Qに劇的なドラマが待っていた。120ー120の残り数秒に左コーナーで“師匠”でもあるレブロン・ジェームズからのパスを受けると、キャリア初のブザービーター3Pシュートを沈めてチームを勝利に導いた。試合後は喜びを爆発させて、チームメートたちに祝福された。

 劇的勝利の裏には歴史的記録が止まった。それはレブロン・ジェームズが07年1月5日のバックス戦から続いていた連続2桁得点記録は1297試合で止まった。レブロンが試合を決めることもできたが、レブロンが八村を信じたからこそ生まれたビッグショットとなった。

 その後は右ふくらはぎの肉離れを発症。それでもプレーは一切変わらなかった。今季レギュラーシーズンでは68試合出場。1試合平均28.3分、11.5得点、3.3リバウンドをマーク。そしてレギュラーシーズンでは262本の3Pシュートを放ち、116本成功。さらに3年連続の40%超えとなる3P成功率44.3%という高確率の数字を残した。

 プレーオフでは1回戦でオースティン・リーブス、ルカ・ドンチッチを欠く中、チーム中心選手として躍動した。全10試合で全て2桁得点。1試合平均38.6分、17.5得点をマーク。そして13試合連続となる3P成功率50%超えの快挙も達成した。

 しかしチームは西PO準決勝で昨季王者サンダーに4連敗。最終戦となった西PO準決勝・第4戦の最終Qのクラッチタイムではステップバック3Pシュートを決めて、相手の反則も誘う4点プレーに会場を大爆発させた。

 持ち味のミドルレンジやフィジカルを生かしたアタックに加え、近年はアウトサイドシュートにも磨きをかけ、攻撃の幅を拡大。複数ポジションを守れる守備力も評価され、スター選手を支える“3&D”タイプのフォワードとして欠かせない存在となった。

 新たな時代を象徴する球団として歩みを進めているクリッパーズ。若さと経験が融合した新戦力として、八村塁は球団創設以来悲願となっているNBA初制覇を目指す。

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