【テニス】大坂なおみ ウインブルドン8強 世界1位サバレンカにストレート勝ち 芝の苦手意識克服

[ 2026年7月7日 04:45 ]

ウィンブルドン選手権第7日 ( 2026年7月5日    英ロンドン郊外オールイングランド・クラブ )

勝利の瞬間、満面の笑みを浮かべる大坂なおみ(ロイター)

 女子シングルス4回戦で、第14シードの大坂なおみ(28=フリー)が第1シードでベラルーシ出身のアリーナ・サバレンカ(28)に6―2、7―6のストレート勝ちし、8強入りを決めた。日本女子では04年の杉山愛以来、史上3人目となった。男子シングルス4回戦では世界ランキング151位の望月慎太郎(23=木下グループ)が第1シードのヤニク・シナー(24=イタリア)に3―6、6―7、3―6で敗れた。

 1時間28分の熱戦に終止符を打つと、大坂は初めて表情を緩め、左拳を振りかざした。記念すべきウィンブルドンのセンターコート初勝利で、大会初の8強入り。しかも相手は3連敗中だった世界ランキング1位のサバレンカだ。「コートでこんなに楽しめたのは本当に久しぶり。ここでそれができたことに大きな意味がある」と白星の味をかみ締めた。

 第1セットの第3ゲームをブレークして波に乗ると、相手に一度もブレークを許さず6―2で先取。第2セットは互いのゲームをキープし合ったが、タイブレークは7―2と圧倒してストレート勝ち。試合全体でウイナー21本、サービスエース8本はいずれも相手を上回り、サバレンカが足を滑らせた際には気遣うなど、振る舞いでも上をいった。

 4大大会は全米2勝、全豪2勝といずれもハードコート。キャリア通算でもハードコートの勝率が66・7%を誇る一方、芝は60%でウィンブルドンは3度の3回戦進出が最高成績だった。本人も「若い頃は相性があまり良くなかった」と認めたが、この日は粘り強いフットワークで相手のミスを誘い、苦手意識を克服。サバレンカからも「彼女は信じられないほどのレベルだった」と称えられた。

 着物をモチーフにしたドレスが話題を呼んでいる大坂だが、コート上でも存在感を際立たせた。96年伊達公子以来の4強入り、さらにその先へ進む可能性を感じさせるパフォーマンスに、「たとえ負けたとしても、素晴らしい試合だったと言ったと思う」とすがすがしかった。

続きを表示

この記事のフォト

「大坂なおみ」特集記事

「羽生結弦」特集記事

スポーツの2026年7月7日のニュース