「エグジビット10」契約とは?河村勇輝がNBA挑戦1年目と同じ流れで悲願の本契約を目指す

[ 2026年8月10日 10:30 ]

NBA挑戦1年目でグリズリーズと「エグジビット10」契約から2WAY契約を勝ち取った河村勇輝(AP)
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 NBAクリッパーズが9日(日本時間10日)に、パリ五輪バスケットボール男子日本代表の河村勇輝(25)と「エグジビット10」契約合意したことを発表した。

 河村は1年目と同じ流れでNBA本契約を狙う。

 エグジビット10契約は基本的に1年間の最低年俸による契約に付帯できる条項で、開幕ロスター入りが保証されているわけではない。チームのトレーニングキャンプなどに参加してアピールし、開幕前までに「2WAY契約」へ切り替えられる可能性がある。選手がNBAチームからウェイブ(契約解除)された場合でも、傘下のGリーグチームに加入して一定期間在籍することでボーナスを受け取れる仕組みも設けられている。

 河村はNBA挑戦1年目となった24年の開幕前にグリズリーズと「エグジビット10」契約を合意した。トレーニングキャンプを生き残った河村はプレシーズンでもチャンスを与えられ、全5試合に途中出場。平均15.1分のプレーで3.4得点、4.2アシストを記録した。172センチとリーグでは異例の小柄な体格ながら、持ち味のスピードとゲームメーク、正確なパスで存在感を示した。

 そして開幕ロスター確定が迫った10月19日、グリズリーズは河村の契約をエグジビット10から「2WAY契約」へ切り替えたことを正式発表した。

 つまり、「エグジビット10契約→トレーニングキャンプ→プレシーズン5試合でアピール→2WAY契約獲得」という流れで最初からNBAでの立場が保証されていたわけではなく、限られた約1カ月の競争を勝ち抜いて、自らNBAへの道を切り開いた形となった。

 NBAでは各チームが最大15人のスタンダード契約選手を保有でき、それとは別に最大3人の2WAY契約枠が設けられている。9日時点で、クリッパーズはスタンダード契約が13人程度となっており、15人枠をすべて埋めているわけではない。一方、2WAYについては3枠が埋まる形となっている。

 そのため河村が2WAY契約を勝ち取るには、トレーニングキャンプやプレシーズンで結果を残し、現在2WAY契約を結んでいる選手を上回る評価を得て、球団に枠の入れ替えを決断させる必要がある。中でもガードのピケットはポジション的にも比較対象となる可能性がある。


 NBA挑戦3年目も1年目と同じく「エグジビット10」から悲願の本契約を目指す。

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