【やり投げ】北口榛花 今季自己最高65メートル44 18歳新星に屈し2位も復調「68も狙える」

[ 2026年9月7日 03:45 ]

陸上 ダイヤモンドリーグ・ファイナル最終日 ( 2026年9月5日    ブリュッセル )

女子やり投げで2位の北口榛花(ゲッティ=共同)
Photo By ゲッティ=共同

 女子やり投げで、24年パリ五輪金メダルの北口榛花(28=JAL)は今季自己最高の65メートル44で2位に入った。18歳の厳子怡(ゲン・シイ、中国)が68メートル42で初優勝した。北口は来年9月に北京で行われる世界選手権の参加標準記録(63メートル40)も突破した。男子3000メートル障害の三浦龍司(24=SUBARU)は8分17秒31で8位だった。

 右肘を痛めて世界選手権東京大会で予選落ちした昨季を思えば、北口が65メートルの大台を超えて2位に入ったことは好結果だ。しかし、5月に世界歴代2位のアジア新記録を樹立した18歳の厳子怡に屈した28歳の五輪女王は言う。「正直、彼女と勝負しに来ているので、凄く悔しい」。勝負師らしい闘争心が復調を物語った。

 1投目で64メートル56をマークしてトップに立ち「かなり軽く投げられた。68メートルも狙える」と3年前に日本新記録の67メートル38を出した会場で手応えを得た。しかし、全6投の後半に入って厳子怡に逆転を許して迎えた最終投。今季自己最高記録を出しても新星に2メートル98及ばず「やりをしっかり最後まで押し切れなかった」と反省点を口にした。

 新コーチを迎えた今季序盤は成績が出ず、試合から離れてチェコで1カ月以上行った合宿を経て調子が上向いた。8月のDLを制覇し、この日は優勝争いと手応えはある。挑戦者の立場に戻り「気持ちが楽になった。常に目の前に目標があることは凄くいい」。目を輝かせ、宿敵と再戦する新設の「アルティメット選手権」、愛知・名古屋アジア大会で勝利を狙う。

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