湊川親方 分かりやすいと評判の解説の根底には父の教えがあった「言語化がうまかったのかな」

[ 2026年10月4日 04:40 ]

元貴景勝の湊川親方
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 元大関・貴景勝の湊川親方(30)が3日放送のNHK Eテレ「スイッチインタビュー」(土曜後9・30)に出演。相撲解説が分かりやすいと評判だが、その根底には父・一哉さんの教えがあったと語った。

 湊川親方は貴乃花の貴乃花の大ファンだった父の影響で小3から相撲を始めたが「父親の言語化がうまかったのかなと思います。小学校1年生、2年生、3年生の自分でも理解できる、いま何でやらなきゃいけないかっていうことを、具体的に分かりやすく説明してもらったことが、今に生きているなと思っていて」と語った。

 その内容について「40代、50代、60代で楽したかったら10代、20代、人の3倍やれって言われていて。僕は小学校、極真空手から始めたんですけど、小学校の友達が公園で遊んでいる時も、一切そんな暇なかったし、夏休みも冬休みもなかったし。当時、本当にきつかったんですね。何で俺はこんなに自由がないんだろうって思っていたんですけど、そこで終わる父親ではなくて。10代を自分のために全ての時間を費やせば、相撲で強くなって、将来人が見られない景色を見られる可能性があるから、いま頑張れっていうことを言われたんです。その時に、子供なりに理解して、今頑張って将来強くなって、楽しようではないですけど、自分が目指している生活を送りたいっていう活力に変えた」と語った。

 その教えの通り、練習に明け暮れた湊川親方は、18歳で入門、初土俵から28場所で大関に昇進、4度の幕内優勝を果たした。

 2024年に引退し、現在は湊川親方で弟子に教える立場となったが「聞く側の理解する能力と言うか、かみ砕く読解力はめちゃくちゃ大事だなと思っていて。どれだけいい言葉を言っても、右から左に抜ければ、ただの空気と一緒なので」と語り、「日々の指導においても、受け手のマインド一つで変わってしまうのが難しいところで。人間って難しい生き物だなって。受け手が大事って言葉がありますけど、最後は人と人の心が大事だなと思いました。だからまず、相手のことを知るというのが一番大切なことかもわからないです。この人はどういう性格で、どういう人なのか知れるのが言語化につながると思う。お互いが尊重、尊敬していないと、言語化、読解力と言うのはスタートしないと思います」と説明した。

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