【千葉百音の言葉】笑顔の一夜明け 反省は「あの演技であのガッツ」連続写真あり

【ヘルシンキ=松本航】昨季世界選手権銅メダルの千葉百音(20=木下グループ)がグランプリ(GP)シリーズ2連勝を飾り、ファイナル(12月4~7日、愛知・IGアリーナ)進出を決めました。これまでの経験から、調子の良さ、悪さはスケーティングに出ると分析。競技を始めた当初の、滑ることを楽しむ感覚をベースに、周囲によることなく、自身へ矢印を向け続けて来年2月のミラノ・コルティナ五輪出場を目指します。

五輪シーズンの覚悟も表れた現地取材メディア限定の一夜明け取材の様子を、フリー後の一問一答と合わせて「千葉百音の言葉」としてお届けします。

フィギュア

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ最終第6戦フィンランド大会>◇11月23日◇ヘルシンキ・アイスホール



GPフィンランド大会女子表彰式 笑顔を見せる優勝の千葉百音(撮影・松本航)

GPフィンランド大会女子表彰式 笑顔を見せる優勝の千葉百音(撮影・松本航)



23日の一夜明け対応


―一夜明けて、今の心境はいかがですか

まあ一夜明けて、昨日は、あのー、フリーの4分終わった後に、自分で見返してもかなりこう、ロミオをかなりぶん殴ってるなっていうようなガッツポーズを出してしまったんですけど。やっぱり一夜明けてみていろんな反省点が見えてくると、「まだまだあの演技であのガッツポーズを出すにはまだ早かったな」っていう率直な感想と、とりあえず、今の緊張する場面で演技ができたことのその「うれしかったな」っていう両方の感情があって。やっぱファイナルに向けていい反省点が見つかった試合でもあり、いい結果で残せて次に進むにすごくこうパワフルに進めるような、そういう試合できたのがすごくよかったなっていうふうに思います。


GPフィンランド大会女子表彰式 笑顔を見せる優勝の千葉百音(中央)と2位のアンバー・グレン(左)、3位の松生理乃(撮影・松本航)

GPフィンランド大会女子表彰式 笑顔を見せる優勝の千葉百音(中央)と2位のアンバー・グレン(左)、3位の松生理乃(撮影・松本航)


―アンバー・グレン選手に対する意識はありましたか

うーん。CSからも今年アンバー仕上がってきてるなっていうのは、もう去年からもかなり。自分にとって、その、アンバー選手はもうなかなか勝つことのできない存在。もう「すごい強い先輩」みたいなそういう選手のイメージだったんですけど、やっぱ今年も、うーん。今年の、今大会も勝ちたいってよりかは、その、アンバー選手と私で、その、どっちが勝つか自分にもわからないようなそういう思いで来たので。どっちが勝っても自分はちゃんとやりきったって思えるようなそういう演技、ショートとフリーそろえたいなっていうふうに思ってたので、まあそういう意味でも、今大会しっかりやりきったって思えるような、そういう結果に終われてよかったと思います。


―以前、音の取り方を羽生さんなどを参考に勉強しているとおっしゃっていました。今回のプログラムでは、どのようなところにこれまで培ってきた音の取り方が表れていると感じますか


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大学までラグビー部に所属。2013年10月に日刊スポーツ大阪本社へ入社。
プロ野球の阪神を2シーズン担当し、2015年11月から西日本の五輪競技やラグビーを担当。
2018年平昌冬季五輪(フィギュアスケートとショートトラック)、19年ラグビーW杯日本大会、21年東京五輪(マラソンなど札幌開催競技)を取材。
21年11月に東京本社へ異動し、フィギュアスケート、ラグビー、卓球、水泳などを担当。22年北京冬季五輪(フィギュアスケートやショートトラック)、23年ラグビーW杯フランス大会を取材。
身長は185センチ、体重は大学時代に届かなかった〝100キロの壁〟を突破。体形は激変したが、体脂肪率は計らないスタンス。