【ミラノ発〈4〉】文化祭終わりの地方競技会と五輪団体に共通点?坂本花織の今昔

ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)のフィギュアスケート団体で、日本は2大会連続の銀メダルを獲得しました。

前回王者米国との一騎打ちは、最終種目の男子フリーまでもつれこみ、多くの選手の目から涙があふれる金メダル争奪戦となりました。

大会中に連日お届けする「ミラノ発〝まいにち〟Ice Story」の第4回は、日本をけん引した女子の坂本花織(25=シスメックス)。今も昔も変わらない仲間と楽しむ姿勢についてです。(本文敬称略)

フィギュア

〈ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):フィギュアスケート〉◇団体◇8日◇ミラノ・アイススケートアリーナ

寄せ書きされたうちわを手に応援に臨む坂本。左は佐藤(撮影・前田充)

寄せ書きされたうちわを手に応援に臨む坂本。左は佐藤(撮影・前田充)

なぜ、チームでの戦いが好きなのか

 

ミックスゾーンでの取材を終えたころには、日付をまたいで午前1時に及んでいた。

2月8日、団体最終日。

表彰式を経て、銀メダルを首にかけた日本の7人が国内外メディアの取材を受けていた。

最後から2つ目のブースに、文字を通して情報を伝える日本の「ペン記者」が集っていた。

広報担当者との事前打ち合わせで、質問は「銀メダルを獲得して抱いた思い」の1つに絞ることになった。

すでに各ブースをめぐってきた選手たちにとって、取材は最終盤。坂本は「おなか空いた…」と笑わせながら、7人の中央に陣取った。

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大学までラグビー部に所属。2013年10月に日刊スポーツ大阪本社へ入社。
プロ野球の阪神を2シーズン担当し、2015年11月から西日本の五輪競技やラグビーを担当。
2018年平昌冬季五輪(フィギュアスケートとショートトラック)、19年ラグビーW杯日本大会、21年東京五輪(マラソンなど札幌開催競技)を取材。
21年11月に東京本社へ異動し、フィギュアスケート、ラグビー、卓球、水泳などを担当。22年北京冬季五輪(フィギュアスケートやショートトラック)、23年ラグビーW杯フランス大会を取材。
身長は185センチ、体重は大学時代に届かなかった〝100キロの壁〟を突破。体形は激変したが、体脂肪率は計らないスタンス。