在阪民放アナのリレーコラム「アナランド」

青木源太アナ 敬愛する坂本龍馬は「令和に生きていたら迷惑系YouTuberになっていたかも」(後編)

[ 2026年9月20日 17:30 ]

大好きな坂本龍馬らの銅像の前でポーズを決める青木源太アナウンサー
Photo By 提供写真

 【在阪テレビ局アナウンサーの「アナランド」】カンテレのニュース・情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」(月~金曜後1・50)のMCを務める青木源太アナウンサー(43)。日本テレビ入社後はスポーツアナとして経験を積んだ。プロ野球、駅伝、マラソン、アメフトなどの実況も経験。情報、バラエティー番組にも出演した。

 元々、テレビっ子だった青木アナは歌番組と同様「日本テレビで巨人戦の中継をずっと観てました」。球場に足を運ぶのが楽しくて仕方なかったそうだ。愛知県岡崎市出身で、周りは中日ファンだらけ。だが、父の影響で大の巨人ファン。「松井秀喜さんのファンでした。でも、巨人ファンだからって日本テレビに入ったわけでありません」。ちなみに、96年の巨人・ガルベス投手と中日・山崎武司選手の大乱闘事件は「中1でした。ナゴヤ球場で生で観てましたよ」という。

 15年から日本テレビ「PON!」「バゲット」など情報、報道、バラエティ番組のMCを務めた。20年9月末に同局を退社してフリーに転身。局アナとして多くの経験を積み、「日本一のイベント司会者になること」を自身の今後の道と見据えた。

 そんな時、カンテレのお昼の帯番組MCに抜擢された。ハイヒール・リンゴ、ブラックマヨネーズ・吉田敬、メッセンジャー・黒田有、小籔千豊という関西の重鎮コメンテーターと番組を盛り上げている。「皆さん、しゃべりのプロ。スタジオの爆発的なおもしろさはウチの番組の強みだと思います」と全幅の信頼を寄せる。

 お昼の同時間帯の競合番組は各局とも強力。読売テレビ制作・日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」、CBCテレビ制作、TBS系「ゴゴスマ ―GO GO!Smile!―」と同様のワイドショー路線。時事・芸能関連の最新情報も盛り込み「暮らしに役に立つ、暮らしに寄り添うあたたかみのあるニュース・情報番組」を目指している。

 番組も軌道に乗り、目標としていた「ミヤネ屋」に視聴率で肩を並べることも。さらに21日から「三度の飯より好き」と公言する大好きな「幕末」を探索する「幕末源太(ばくまつげんた)」という新コーナーをスタートする。日本全国にある「幕末」ゆかりの地を巡って紹介。21~25日の5日間は小学生の頃、漫画「お~い!龍馬」(作・小山ゆう)を読んで大好きになった坂本龍馬のゆかりの地を追う。

 1回目のロケとして高知へ。はかま姿にゲタを履いて敬愛する龍馬に扮して桂浜、高知県立歴史民俗資料館(南国市)などを巡った。桂浜公園では坂本龍馬像と握手。「(龍馬は)令和の時代に生きていたら、迷惑系YouTuberになっていた可能性すらある。それぐらい既成概念や風習にとらわれない考えをあの時代にやっていた」と自身の龍馬観を熱弁した。

 「誰も僕に幕末のイメージを持っていないと思いますが。芸能界にも幕末が好きな方が多い。ビビる大木さんとか。いつかご一緒できれば。これから幕末にまつわる場所を回ります。長州、山口県や、北海道には五稜郭もありるし…」と目を輝かせた。

 フリーとなり、大阪へ本拠を移す前に「師匠」と慕うお笑いコンビ「極楽とんぼ」加藤浩次(57)に帯番組のMCが決まったことを報告。エールを贈られた。かつて日本テレビ「スッキリ」で共演。「青木はすぐに調子に乗りやすい性格だから謙虚であれ。感謝しろ」。その言葉を肝に銘じている。局入りする際には、警備員に大きな声であいさつする。「番組MCだからといって、偉そうにエレベーターの奥でふんぞり返ったりするな」との教え通り、エレベーターの文字盤の前に立って自ら操作。その謙虚な姿は局員の間でも噂になった。

 番組開始当初より視聴率は2倍となった。「スタッフのおかげ。スタッフに恵まれてます」と感謝する。今後の目標は「番組をナンバー1にすること。フジ系列の中でハブの役割を果たしたい。全国のニュースを扱って、系列局すべてを大切にして番組を作っていきたい」。今は前を見据えて進むだけだ。(古野 公喜)

 ◇青木 源太(あおき・げんた)1983年(昭58)5月7日生まれ、愛知・岡崎市出身。慶応大から06年、日本テレビに入社。情報、バラエティー番組、スポーツ中継などで活躍。20年9月末で同局を退社してフリーに転身。趣味は料理、筋トレ。

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