ききみみ 音楽ハンター

ゆいゆいシスターズ・山川まゆみ 子供番組から全国区の歌手へ→結婚、出産、鬱…波瀾万丈の人生を語る

[ 2026年10月11日 12:00 ]

スポニチ大阪本社で取材に応じたゆいゆいシスターズ・山川まゆみ
Photo By スポニチ

 【ききみみ音楽ハンター/ゆいゆいシスターズ・山川まゆみ①】沖縄発女性4人組「ゆいゆいシスターズ」の山川まゆみ(50)がこのほど、大阪市北区のスポーツニッポン新聞社でインタビューに応じた。10月30日に行う初の大阪単独公演に向けた意気込みとともに、波瀾万丈の人生を激白。音楽と師匠、家族とのきずな、数々の試練を乗り越えてきた道のりを全3回にわたり届ける。

 沖縄・那覇市出身の山川。小学6年生のときに結婚式の余興で三線を披露するため、3カ月だけ琉球民謡界のレジェンド・上江洲由孝さんの道場に行くよう母に命じられた。左利きで、三線を反対に持ちいきなり「違うだろ」と言われながらも、3カ月間必死で練習。結婚式で弾き歌うと拍手喝采、おひねりまで飛んできた。「わあ、すごい!三線弾いたらお金もらえるの?」と褒められる喜びを知り、「やめたくない」と母に懇願、中学からは本格的に弟子入りした。

 当時は、三線で歌う若者が少なかったこともあり、高校1年になった92年、フジテレビの子供番組「ひらけ!ポンキッキ」の“今月の歌”(6、7月)「ユイユイ」のシンガーに抜てきされ、全国区の歌手に。沖縄では特に大ヒットし、あちこちのイベントに引っ張りだこ。「1日に7、8ステージ。30~40分のステージを1人じゃ持たない」と苦笑い。師匠が「グループを作ろう」と立ち上げたのが、ゆいゆいシスターズだった。4人から始まり、最大10人まで増えたこともあった。

 山川は大学時代に結婚。大学を卒業する99年には長女を出産。01年に二女、03年には三女も生まれたが、「3人目出産の時に医療ミスにあって。そこからちょっと鬱(うつ)になってしまい、4年半ぐらい表に出れなくなってしまいました」と振り返った。

 精神的に落ち込む毎日が続く中、救ってくれたのは師匠の上江洲由孝さんだった。「師範免許受けてみたら?」と声を掛けてくれた。「本当にタイミングが良い時に声を掛けてくださる。無理やりではなく『やってみてできなかったらいいさ』『稽古だけ来てみたら?』みたいにちょっとずつ引き出してくれた」という。

 「師匠のとこ行ってちょっと三線弾いて、とかをやってると徐々にやる気が出てきて。本当に師匠と三線に救われてる自分がいて。三線と師匠がいななかったら、私は今いないんじゃないかなと思う」と感謝した。


 次回は、その後も続いた人生の試練を乗り越え、ニューアルバム制作に至った喜びをついて語る。

続きを表示

「美脚」特集記事

「【VIVANT考察】最新ニュースを随時更新」特集記事

バックナンバー

もっと見る
広告なしで読む