ききみみ 音楽ハンター

ゆいゆいシスターズ・山川まゆみ、3月にがん宣告…取り乱す娘に掛けた言葉 苦難越え臨む初大阪単独公演

[ 2026年10月11日 12:10 ]

何度も訪れた人生の苦境を語ったゆいゆいシスターズ・山川まゆみ
Photo By スポニチ

 【ききみみ音楽ハンター/ゆいゆいシスターズ・山川まゆみ②】「ゆいゆいシスターズ」の山川まゆみ(50)がこのほど、大阪市内でスポニチの取材に応じた。全3回にわたるインタビュー最終回はコロナ禍を乗り越えた山川を襲った病、そして家族の話、さらに30日に控える大阪公演について語る。

 過去2回で語られた山川の波瀾万丈の人生。結婚、3人の娘の出産から鬱、離婚、母1人での子育て、コロナ禍の苦境を乗り越えた山川に、再び試練が訪れた。「3年前に顔面麻痺になってしまった。顔面も崩れるし。どうしたんだろうって思ってたらどんどん崩れていった」と回想した。

 治療のかいあって治癒したが、今年3月には「乳がん」が発覚した。宣告を受けたのが、新作アルバム「天まで届けシトゥリトゥテン」のレコーディング中だったという。

 「レコーディング1週間のうちの真ん中の休日でした」と山川。ゆいゆいシスターズのメンバーでもある長女・宮城マナミ(27)と二女・宮城汐花(きよか、25)は取り乱し、「私は『この1週間は勝負だから、頑張れ』って言っても、娘は私の声を聞いただけで号泣してしまう」。山川が「このチャンスはもうないよ。だからちゃんと向き合ってCD作ろう」と気丈に呼び掛けた。

 5月に手術を受け、6月にホルモン治療、7月から放射線治療を行った。現在は「放射線治療も終わって元気になっているので。その元気をまた届けたい」と笑顔で、「誰かの役に立てばと体験談も全部話したい」と語る。早期発見やセルフチェックの大切さなど、乳がんへの意識を高める情報を共有しようという目的で、自らのインスタグラムに乳がんであることや治療、副作用を公表した。

 数々の難局を乗り越えて発売した新アルバムをひっさげ、ゆいゆいシスターズは各地でコンサートを開催。8月に東京で行い、今月16日には沖縄・上ノ森かなちホール、30日には大阪・世界館(港区)での公演を控える。大阪での単独公演は初で、現在の4人体制でのステージも初。
三線奏者・大城貴幸と山川とのアッと驚くコラボコーナーもあるといい、「私たちを見たことも聴いたこともない、民謡も知らないって方も、“楽しい!来てよかった!”と思ってもらえる公演にします!」とアピール。多くの来場を期待した。

 ところで山川には3人の娘がいるが、長女、二女はゆいゆいシスターズ。では三女は?と気になる方も多いだろう。三女の名は宮城はるの、23歳。職業は女優だ。的場浩司の事務所「バダスプロモーション」所属。はるのも三線の師範免許を持つ腕前で、「事務所の公式チャンネルで三線を披露してます」。また、「最近、結婚もしました」とうれしそうに語った山川。音楽と師匠、家族のきずなに守られ、苦境を乗り越えてきた女性の大きく、温かく、やわらかな笑顔だった。

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