【アジア大会】元高校球児・光永翔音が日本記録で金メダル「一本に絞ったからこそ世界を獲る」

[ 2026年9月23日 17:17 ]

愛知・名古屋アジア大会第5日 競泳 ( 2026年9月23日    東京アクアティクスセンター )

<アジア大会競泳>男子100メートルバタフライ表彰式、メダルを手に笑顔で記念撮影する松元(左)と光永(撮影・木村 揚輔)
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 男子100メートルバタフライは決勝が行われ、光永翔音(中大)が50秒56の日本新記録で金メダルを獲得した。主要国際大会の出場は8月のパンパシフィック選手権に続く2度目で、初の頂点に輝き「100メートルバタフライで優勝するために半年間やってきた。自分をほめたい」と笑顔を見せた。

 東京・日大豊山高時代までは競泳と野球の二刀流で活躍。競泳では2年の時に高校総体3冠に輝く一方、野球では3年時に夏の東東京大会で4番打者を務めた。今回は自国開催の大舞台という緊張してもおかしくない状況だったが、「(野球で)最後の夏の1打席の方が緊張した。自分の打席でみんなの夏が終わる。それ以上の緊張はない」と経験が生きている。

 競泳に専念して、まだ3年あまり。スタートで遅れる課題はあるが、決勝でも高いポテンシャルの一端を見せた。身長1メートル91の体格を生かし、大きなストロークでぐんぐん前を追い掛けた。自己ベストを出した時のストローク数は前半17回、後半21回。この日は「(前半を)16回でもいいんじゃないか」と思案し、前日本記録保持者の水沼尚輝を育てた下山好充ヘッドコーチに相談。「いいんじゃないか」と背中を押され、快泳につなげた。

 「一本に絞ったからこそ、世界を獲ると決めた」と、今後は来年の世界選手権、28年ロサンゼルス五輪での金メダル獲得が目標だ。世界記録は49秒45で、すでに50秒を切っている選手もあまた。「ロスではまだ戦えない。世界選手権で49秒台、ロスでもう一段階上(の記録)を狙いたい」と、現状に満足する様子はなかった。

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