【アジア大会】金7個含む計37個のメダル獲得…競泳ニッポン復活のワケ 地の利に若手の活躍も

[ 2026年9月25日 21:29 ]

愛知・名古屋アジア大会第7日 ( 2026年9月25日    東京アクアティクスセンター )

<アジア大会競泳>23日の混合400メートルメドレーリレー表彰式で、メダルを手に笑顔を見せる(左から)池本、池江、大橋、竹原
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 競泳競技は全6日間の日程を終え、日本は金7個を含む計37個のメダルを獲得し、戦いを終えた。最大の目標だったリレー種目での金メダルは逃したものの、前回23年杭州大会の金5個、計30個はいずれもクリア。倉澤利彰競泳委員長は「競泳ニッポンの復活と言っていい」と高く評価した。

 飛躍できた理由は、(1)地の利を生かし、各代表選手を普段から指導するコーチが、レース直前まで寄り添えたこと、(2)17歳の大橋信や小島夢貴が金メダルを獲得し、下から突き上げられた中間層やベテランにも波及効果があったこと、(3)昨年11月に初のリレー合宿を行うなど、個人競技の競泳でありながらも、チーム一丸で戦う姿勢ができたことの3つだ。

 松下、村佐と男子は結果を残している学生をリーダー格に抜てきし、チームづくりを促した倉澤氏も、「こんな(代表)チームは見たことがないというくらい盛り上がった」と実感。パリ五輪ではコーチ同士の軋轢が選手にも悪影響を及ぼしただけに、今年2月に就任した下山好充ヘッドコーチも「競泳ニッポン総力戦を掲げた。チームの雰囲気も戦う集団になった」とうなずいた。

 28年ロサンゼルス五輪まで2年。メダル獲得のハードルが1段階も2段階も上がる五輪に向けて、強化のスピードを緩める時間はない。来年の世界選手権の代表選考からは派遣記録も上げ、「選択と集中」(倉澤氏)でメダルを狙える選手、種目に絞って強化する方向へと舵を切る。日本の弱点であるスプリント(50メートル)種目に特化した合宿、昨年に続くリレー合宿も実施予定で、強化のスピードを加速させる。

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