広島はドラフト制度後球団史上初めて新人野手2選手が開幕スタメン入りすることが決定的となった。
すでに新井監督が1番起用を明言しているドラフト1位平川蓮外野手(21=仙台大)に続き、同3位の勝田成内野手(22=近大)が「8番・遊撃」での出場が見込まれる。新人野手が複数選手開幕に名を連ねるのは58年、後に監督を務めた古葉ら3選手が開幕スタメン入りして以来66年ぶり。同2位の斉藤汰直投手(22=亜大)、同5位の赤木晴哉投手(22=佛教大)も含め、新人4選手が開幕1軍入りを果たした。
平川はオープン戦12球団2位の打率3割2分3厘で、同最多21安打をマークした。開幕前、最後の全体練習を終え「練習試合ぐらいからずっと開幕しているイメージでやってきた。この日のためにどうこうというのはない。いつも通りやりたい」と胸を張った。
遊撃を任せられる勝田は「前までは不安要素はあったんですけど、守備機会重ねていくごとに本当に守りやすくなってきたというか慣れてきた。不安要素は今のところないかなと思ってます」とうなずく。さらに同期4選手の開幕1軍について「ルーキーなので怖いものはないと思いますので、本当にもうがむしゃらに、“SHAKARIKI(しゃかりき)”で頑張りたい」と共闘を誓った。
2年目の佐々木と渡辺、3年目の佐藤啓も初の開幕1軍入りと、昨季までと顔ぶれが大きく変わった。新井監督は「昨年よりも1つ上のいい競争ができたと思います。投手も野手もルーキーがすごく頑張ってくれました。競争と言っていた中で、4人がそういう結果、内容を見せてくれた」と新戦力加入による相乗効果に手応えを感じている。広島新時代を予感させる26年シーズン、広島の攻撃は新人平川の打席から幕を開ける。【前原淳】



