G1・6連勝を成し遂げたイクイノックスの全妹イクシード(牝、木村、父キタサンブラック)が1番人気に応えてデビュー戦を快勝した。直線で外に持ち出されてエンジンがかかると迫力十分の伸びを見せた。先に抜け出したモンシークを楽に1馬身半抜き去り、余力十分にゴール板を駆け抜けた。勝ちタイムは2分0秒2。

先頭に立った瞬間、場内から大きな歓声が沸き起こった。鞍上はイクイノックスの主戦も務めたルメール騎手。「とても乗りやすかった。スタートで内の馬を気にしていたけどすぐにスピードに乗った。直線は加速して手前を3、4回替えてたけどずっと長く脚を使ってくれた。ゴールしてからも疲れている感じはなかった」と走りをたたえた。

偉大な兄も管理した木村師も安堵(あんど)の表情を浮かべた。「エンジンがかかってからしっかり脚を使ってくれて、頑張ってくれました。ファンの皆さまにも喜んでもらえましたし、責任を果たせてホッとしています。装鞍(そうあん)所ではのんびり歩いていたけどルメール騎手がまたがると全然違った。そういう(オンとオフがはっきりしている)ところは似ていますね。無事を確認して次に向かっていければと思います」と今後を見据えた。