日本からの参加人馬の減少と馬券発売なしで、レースへの興味もだいぶ薄らいでいるようですが、欧米からトップホースが集まるドバイワールドカップデーは、やはり見逃せません。

このところのドバイ市街はゲリラ豪雨に見舞われる日もあるなど天候不順。当日は曇り予想ながら、空模様も気になります。馬券を買って応援することは出来ませんが、後半の3競走の予想をしてみましょう。


<ドバイターフ>

◎(1)オンブズマン

〇(4)エルナジム

▲(2)ガイアフォース

☆(3)クドワー

実力上位のオンブズマンが、不動の本命です。昨年はカランダガンや引退したドラクロワ、アンマートなどと名勝負を繰り広げてきた強豪。能力を発揮出来れば優勝確率は高そうです。

地元のエルナジムを対抗に挙げます。前走のG3ラスアルホールは60・5キロを背負って、鮮やかな差し切り勝ち。シーザスターズ産駒の大型馬で、ここへ来て本格化の兆しが見えています。

一発があればガイアフォースでしょう。直線で二の脚、三の脚があるタフなタイプ。長い直線は追い風です。

クドワーは昨年末にドバイに移って3戦2勝。前走のG2シングスピールSはスローペースの2番手を追走、残り300メートルでぐんと伸びました。G1の壁は厚そうですが、1番枠を利して上位進出。


<ドバイシーマクラシック>

◎(1)カランダガン

〇(6)ウエストウインドブローズ

▲(2)エシカルダイアモンド

☆(3)ジアヴェロット

6頭中、ジアヴェロットを除く5頭が去勢馬となりました。カランダガンが、競走馬世界一の実力をアピールしてくれそうです。昨年は動きが重く、仕掛けられてからの反応がいまひとつでしたが、ここを目標に仕上げられた今年はリベンジ必至です。

対抗には単騎逃げが予想されるウエストウインドブローズを抜擢します。G1の成績はコーフィールドCとターブルSの2着が最高ですが、今回は少頭数を味方に見せ場以上のものが期待出来るかもしれません。

BCターフで一躍、世界にその名を轟かせたエシカルダイアモンドにとって、ここは試金石。前走は後方に構えて4コーナーから一気のまくりがはりました。このメンバーで勝ち切れば本物です。

凱旋門賞でも4着したジアヴェロットは依然、詰めの甘さが残るものの、その分、堅実。ここも有力な入着候補となりそうです。


<ドバイワールドカップ>

◎(1)フォーエバーヤング

〇(2)マグニチュード

▲(3)ヒットショー

☆(5)インペリアルエンペラー

△(4)メイダーン

フォーエバーヤングの能力が抜けています。昨年は主催者側の不手際もあって、イレ込みが酷く、自分の競馬が出来ずに終わりましたが、今年はものの違いを見せてくれるでしょう。

相手の筆頭にマグニチュードを指名します。一頓挫あって、予定されていたサウジ遠征は見送りましたが、すぐに立て直して、ここに目標を切り替えました。米国の4歳馬ではソヴリンティに次ぐ存在になりつつあり、フォーエバーヤングを相手にどこまで迫れるかに注目です。

連覇を狙うヒットショーも差はありません。昨年の神がかった走りには驚かされましたが、長い直線も脚質にあっているのでしょう。出し抜けが決まれば…。

穴候補には地元で前哨戦を勝ち上がってきたインペリアルエンペラーとメイダーンを挙げます。インペリアルエンペラーは4角まくり、メイダーンはしまいの脚を武器に上位を狙います。

(ターフライター奥野庸介)

※レース成績等は2025年3月27日現在