【アジア大会】光永翔音 男子100Mバタフライ日本新で金 野球との二刀流から競泳専念「世界を獲る」

[ 2026年9月24日 04:00 ]

愛知・名古屋アジア大会第5日 ( 2026年9月23日 )

<アジア大会競泳>男子100メートルバタフライ決勝、優勝し歓喜の光永(撮影・木村 揚輔)
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 競泳男子100メートルバタフライ決勝で、光永翔音(21=中大)が50秒56の日本新記録で金メダルを獲得した。東京・日大豊山高時代は野球との二刀流で活躍した大型スイマーが、初の国際大会タイトルから28年ロサンゼルス五輪へと羽ばたく。フェンシング女子フルーレ個人は上野優佳(24=エア・ウォーター)が優勝。体操の団体総合決勝で日本は男女とも中国に敗れて2位だった。

 身長1メートル91の体格に秘める大きなポテンシャルを、8月に続く2度目の国際大会で思う存分に見せつけた。光永が22年世界選手権で水沼尚輝が出した従来の記録を0秒25更新する日本新で金メダル。水中から長い腕を伸ばして歓声に応え、「しっかり優勝を見せられた。自分を褒めたい」と少し目を潤ませた。

 課題のスタートは出遅れたが、前半50メートルを16ストロークの大きな泳ぎで2番手ターン。水沼を育てた日本代表の下山好充ヘッドコーチの後押しもあり、大一番で省エネ泳法がはまり、「身長を生かせた」とうなずいた。

 日大豊山では野球との二刀流で活躍。最後の夏を終えた後、より高い可能性を感じた競泳への専念を決めた。「一本に絞ったからには、世界を獲ると決めた」と、目指すは五輪の頂点。そのためには49秒台が必要で、「来年の世界選手権で49秒台、ロスではもう一段階上(の記録)を目指す」と慢心はない。

 昨冬にはドーピング違反で4カ月の資格停止。試練も乗り越えた男がロスへ羽ばたく。

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