【女子ゴルフ】岩井明愛V国内2年ぶり7勝目 妹・千怜&弟・光太の前で大会新16アンダー

[ 2026年10月12日 05:30 ]

女子ゴルフツアー スタンレー・レディース・ホンダ最終日 ( 2026年10月11日 静岡県 東名カントリークラブ=6530ヤード、パー72 )

<スタンレー・レディース・ホンダ 最終日>優勝した岩井明はカップをまぶしげに見つめる (撮影・西川祐介)
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 ホステスプロの岩井明愛(24=Honda)が大会記録を更新する通算16アンダーで今季初Vを飾った。1打差の首位で出て一時並ばれたが、67をマークし、逃げ切った。昨年8月の米ツアーのポートランド・クラシック以来の優勝で、国内ツアーでは24年住友生命レディース東海以来の7勝目を挙げた。

 3メートルのウイニングパットを沈めた岩井明は両手を突き上げガッツポーズを決めた。米ツアーで苦楽を共にしてきたキャディーのマーク・ウォリントン氏と抱き合って涙を流し、見守っていた妹・千怜と9月にプロテストに合格したばかりの弟・光太と喜びを分かち合った。大会特別協賛のホンダと所属契約を結ぶホステスプロは「この優勝は大きい。ホステス大会で初めて勝ててホッとしています」と安堵(あんど)した。

 同じミスを繰り返さなかった。7月の海外メジャーのエビアン選手権では優勝争いを演じたが「気持ちに余裕がなかった」と1打差でプレーオフ進出を逃した。この日も14番で「お先に」のパットを外し河本に首位に並ばれた。しかし「目標の20アンダーに向かってコツコツやるだけ。堂々と歩いていれば良いことがある」とミスを引きずらなかった。続く15番で第1打を300ヤード近く飛ばし、1・5メートルのチャンスをねじ込んで河本を突き放した。その姿に光太も「メンタルがめちゃめちゃ強くなっている」と驚きを隠せなかった。

 パワーも圧倒的だった。3日間の平均飛距離は2位に約12ヤード差をつける274ヤードでトップ。初日の8番では326ヤードも飛ばした。豊富なスタミナは日米を往復する厳しい移動の合間にハワイでサーフィンを楽しむ行動力にも表れている。副賞でホンダ車「ZR―V eHEV Z」(約430万円)をゲットし「友達を連れて海に行くのも良いですね」と笑った。

 日本ツアーの生涯獲得賞金は歴代6位の出場106試合で4億円の大台に到達した。「日本のレベルの高さも感じていますし、この自信を今後の(米ツアーの)アジアシリーズにぶつけていきたい」。次の目標は米ツアー2勝目。勝利を重ね、実りの秋を充実させる。

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