ダービーからダービーへ-。今週から23年生まれの2歳馬による新馬戦がスタートする。今年のダービー馬クロワデュノール、桜花賞エンブロイダリーはいずれも昨年の6月東京デビュー組だった。東京、阪神の開幕週から目が離せない。

3回東京初日、7日(土)の東京芝1600メートルはモーリス産駒ゾロアストロ(牡、宮田)に注目だ。母アルミレーナは現役時3勝。宮田師は国枝厩舎の調教助手時代に携わった。「思い入れのある血統ですね。身のこなしやフットワークの柔らかさなんかは通じるものがあります」と母の面影を感じ取る。母の全弟グレートマジシャンは自身の管理馬。シャフリヤール世代のダービーで4着に好走した。

2週前、1週前と2週続けてルメール騎手が美浦ウッドチップの追い切りに騎乗。2週前は安田記念出走のブレイディヴェーグと互角の動きを見せた。「バランスがいいし、乗りやすい。2歳馬と思えなかった。まじめですごくいい馬」と鞍上も賛辞を惜しまない。

最終追い切りは坂路の2頭併せで4ハロン52秒5-12秒4(馬なり)を計時。師は「2週続けてコースで追って息遣いもいいので当週は坂で。手前を替えてからもバランス良く走れていた。新馬を迎えるにあたっては順調にきました」と合格点を与える。縁の深い血統馬とクラシックロードを目指す。【井上力心】