土曜京都メイン・デイリー杯2歳S(G2、芝1600メートル、15日)には、夏の重賞勝ち馬2頭をはじめ今年もハイレベルなメンバーが集う。その1頭、カヴァレリッツォ(牡2、吉岡)は新馬戦で後続を5馬身離す衝撃のデビュー勝ち。持ち味の瞬発力で重賞Vを狙う。
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それは強烈な切れ味だった。8月31日中京の新馬戦(芝1600メートル)。カヴァレリッツォは中団で折り合い、直線で仕掛けられると一瞬で抜け出し、後続を5馬身もちぎった。
吉岡師は「まだまだ粗削り。子供っぽいところがありましたが、競馬は狭いところでも走れて、追ってからの反応も良かったですね。スピードがあって、それをうまくためることができる馬です」と振り返る。
その後はノーザンファームしがらきへ放牧。「ダメージが少なかったのでここを目標に立ち上げました。何のトラブルもなく順調にこられました」と予定通りの調教をこなしてきた。使った効果で「集中力が出てきました」と上積みも大きい。
実質的な最終追いとなった8日はCウッドコースで6ハロン80秒8-11秒5の好時計。3頭併せの最後方から外を回って最先着を果たした。
重賞だけに相手はそろうが、自身のポテンシャルをアピールする絶好の機会。結果を出して、世代トップ候補に名乗りを上げる。【明神理浩】

