ミラノ・コルティナ冬季パラリンピックではロシア勢が金8個を含む12のメダルを獲得した。ソチ大会以来12年ぶりに表彰式でロシア国歌が流れ、侵攻を受けるウクライナや欧州勢は、さまざまな形で抗議。ウクライナ・パラリンピック委員会は開会式に続き15日の閉会式も「ボイコットする」と表明し、同国選手らは会場に姿を見せなかった。
大会最終日の15日、ノルディックスキー距離の表彰台での写真撮影で、銀メダルのチェコ代表ブベニチュコバ(17)は、優勝したロシアのバギイアン(24)と距離を置いた。11日に銀を取った際も、やはり金に輝いたバギイアンに近づくことを拒んだ。
メダリストたちが肩を組んだり寄り添い合ったりして集合写真を撮るのは慣例だが、10日にも表彰式後、ドイツ選手がウクライナへの「応援の気持ち」を示すためとして、金のバギイアンとの自撮りを拒否した。
ウクライナは今回、三つの金を含むメダル19個を獲得。バイアスロンで7日に優勝したコノノワが表彰台に上る際、「戦争を止めろ」と書かれたイヤリングを外すよう国際パラリンピック委員会(IPC)が求めた。
開幕前には、ロシアが実効支配する地域を含めた地図が描かれたウクライナ代表のユニホームを「政治的」だとして不許可に。IPCは閉会式を巡ってもボイコットを通知してきた国はないと説明し、ウクライナ側の主張と食い違った。(テーゼロ共同)

