3連覇がかかるイリア・マリニン(21=米国)が2月のミラノ・コルティナオリンピック(五輪)以来の競技会に臨み、今季世界最高で自己ベストを更新する111・29点で首位発進となった。

世界で唯一クワッドアクセル(4回転半)を跳ぶことができるマリニンは、ミラノ五輪で団体金メダルに貢献。個人でも金メダルの最有力候補に挙げられていたが、ショートプログラム(SP)首位で迎えたフリーで15位に沈み、総合8位にとどまっていた。

五輪後は現地にとどまり、会場の敷地内にあるプラクティスリンクなどで練習を継続。閉会式前日のエキシビションに出演した際には「超人的な能力を持っているように見えるかもしれませんが、結局のところ、内面では皆さんと同じ人間なのです」などと語っていた。