サウジがはっきりと見えた-。単勝1・7倍の1番人気サトノボヤージュ(牡、田中博)がダート転向後、無傷の3連勝を決めた。勝ち時計は1分37秒4。

発馬を決めスムーズに好位3番手へ。じっくりと脚をため4角で外へ導かれると、直線半ばで馬なりのまま先頭へ。もがく他馬を尻目に残り250メートルで追い出されると鋭く反応。内のアルカディアカフェを振り払い、外から伸びたドンエレクトスに1馬身半差をつける完勝劇だった。

これで未勝利戦、オキザリス賞と200メートルずつ距離を伸ばして3連勝。鞍上の戸崎騎手は「前走を見て能力があることは分かっていました。距離を延ばしてどうかと思いましたが申し分ない内容で強かったです。(前回騎乗した)夏に比べて精神的に成長しています」とたたえた。

田中博師は戦前から来年のサウジダービー(G3、ダート1600メートル、2月14日=キングアブドゥルアジーズ)を今後の選択肢に挙げており「無事に勝つことができてよかったです。サウジに行けるか見極める一戦だったので、無事に勝てて青写真通りに来られています」と参戦への意思を強めた。

また、カトレアSは「ロードトゥケンタッキーダービー」のポイント対象レース。レース後海外メディアから囲まれていた田中博師は「今の段階では分からないですが、レモンポップの経験も厩舎としてはあるので、それを踏まえた上で考えていきたい」とした。