今回は「管理はつらいよ」っていうお話。競輪を運営するJKAの競技実施(旧自転車競技会)には審判、番組編成、検車、そして選手管理と4部門がある。
審判は公正安全な判定を下す重要な部門だ(ほかも全部、重要だけど)。番組はお客さんにとって商品となる魅力的な番組を組む仕事。検車は文字通り、公正安全なレースができるよう車体検査をする。前検日だけでなく出走前にもきちんと自転車をチェックしている。
さて、管理の仕事は前検日前日の控室の準備から始まり、前検日には自転車など宅配便の受け取り、参加選手の受け付けなどやることがたくさん。開催中もレース前の選手の招集、点呼、報道陣へのコメント対応、その他もろもろ、選手の運営をすべて管理する。最終日まで開催が無事、つつがなく終わって当たり前という、ほめられることの少ない部署だ。
落車があって、選手が病院送りになれば付き添って面倒をみる。入院となればまた、別の職員が選手の荷物を病院まで届けなければいけない。その間、管理課長はもちろん帰れない。ミッドナイトなら午前3、4時は当たり前だ。中には成績が振るわず、いらいらしている選手からの八つ当たりもあるだろう。
開催が終わっても横断幕の撤去や控室の清掃など雑務が待っている。そんな気苦労の多い業務も「自分が選手になった立場で動いて親身になって対応すれば、選手に感謝される。それがやりがいですね」とある管理員。今日も右へ左へと大忙しだ。






















