ミラノ・コルティナ五輪が、いよいよ2月6日に開幕。お祭りムードに呼応するかのように、タイムリーな名前の選手が頭角を現してきた。127期のルーキー五輪(ごわ)拓巳(27=東京)だ。読み方も珍しい激レアな名字に「僕も、親族以外で聞いたことはないですね。客席からは、よく『ごりん君』と呼ばれます」と照れ笑いする。

五輪(ごわ)拓巳がオリンピックイヤーで躍動している
五輪(ごわ)拓巳がオリンピックイヤーで躍動している

社会人経験もある苦労人で、自転車未経験で入所した適性組だ。養成所での1回目の記録会では一番下の青帽(Dランク)だったが、最終的には白帽(Aランク)に昇格。200、400メートルではゴールデンキャップの基準をクリアするタイムもマークするなど、伸びしろを感じさせる。

昨年7月に本デビュー。予選こそ順当に勝ち上がるものの準決や決勝で同期の厚い壁に阻まれてきたが、オリンピックイヤーの今年に入ると状況は一変。今期初戦の別府で待望のデビュー初優勝。「ひと安心できたし、家族や師匠にもいい報告ができました。でも、これがゴールじゃないし、また気を引き締めて」と挑んだ防府では、決勝で単騎戦を克服して2場所連続優勝をやってのけた。

五輪期間は、2月8日からの広島モーニングに出場予定。五輪中継目当ての早起きついでに、五輪(ごわ)を応援するのもあり?