びわこボート「第69回結核予防事業協賛 G2秩父宮妃記念杯」が、16日に開幕。23年の67回大会で完全Vの藤原啓史朗、ベテランのパワーを見せる太田和美、沢田尚也と広瀬凜の地元若手両者、実績上位の中島孝平らが、比叡降ろしが吹く中で熱い走りを披露する。

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◆藤原啓史朗(35=岡山)

完全優勝男が、びわこに戻ってくる。

23年7月の67回大会は、藤原が支配した。差し、まくりと変幻自在に白星を積み上げて、準優では馬場貴也、優勝戦では丸野一樹の地元滋賀支部の強豪を破った。同大会では初、G2では史上5人目の完全優勝を飾った。以降も優勝を積み重ねて25年には8度の優勝を果たして、今年の蒲郡SGクラシックへの出場を決めた。

びわこは1年2カ月ぶり、さらに真冬は19年2月以来と不安要素はあるが、心配は無用だ。完全V後も23年10月のG1周年で準優6着、24年11月で優出4着と結果を出しているように水面相性は上々。比叡降ろしを突き破る走りに期待がかかる。

新燃料「E30ガソリン」への対応も、心配無用だ。びわことともに導入されている大村で、25年9月に3連対を守って優勝。起こしへの影響も湖面との相性、そしてスタート力で打開を狙う。

初日12R「びわこドリーム」は5枠。内にはSGやG1覇者、外にも成長著しい沢田尚也が虎視たんたんと隙を狙うが、大会初の2度優勝で大舞台への足掛かりを作る。